(ハリポタ子世代)強さが欲しい (ページ31)

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あのキスはーーーーードラコなりの挨拶？

急に大胆な行動をとったドラコに多少どぎまぎしながらも、フレッドとジョージを探す。

意外とすぐに見つかり、同じコンパートメントにいたリーともすぐに打ち解けた。

フレッド「そういえば姫、あのちっちゃな坊やにキスされてたじゃないか」
ジョージ「もしかしてあれはーーー」

「「「ボーイフレンド？？？」」」
「もう！リーまで…3人ではもらないでよ。あれは友達よ、弟みたいに可愛がってるの」
ジョージ「向こうはそう思ってなさそうだけど」

ニヤリと笑いながらジョージが言う。
ジョージ、それはどういうこと？と問いかけると、双子はびっくりした顔をした。

フレッド「姫、僕らを見分けられるの？」
「え？見分けって…確かに似てるけど、何となく違うよ、ねえ？」

リーに同意を求めると、何となくだけどね、と彼も頷く。

フレジョ「「君達、最高だね！！！」」

どうやら、母親でも時々間違えることがあるらしく、会って間も無くで見分けられることが嬉しかったらしい。

その後は、ドラコを弄られることもなく、組分けの話や其々の家の話、クィディッチの話などになった。車内販売では、イギリスのお菓子に興味津々な私が無駄に大人買いして、4人で分けて食べた。
そろそろ着替ようという話になり、3人はレディファーストだよと言ってくれたが人数多い方が先よという一言を放って、真緒はローブを持ち、扉の外に出た。

「あれ、もしかして新入生？」

黒人の女の子だ。
前世で見覚えがあったが名前が出てこないので、笑顔で頷き自己紹介をしておく。

アンジェリーナ「私アンジェリーナ・ジョンソン。宜しく！」
「宜しくね！アンジェリーナって呼んで良い？」
アンジェリーナ「勿論！私も真緒って呼ぶよ。そういえば着替え、まだなら私のところで着替えたら？女子だけよ」
「ありがと、隣だしそっちで着替えようかな」

アンジェリーナの提案で隣のコンパートメントで着替えることになり、中にいたアリシアとも仲良くなれた。

フレッド「あ、やっぱり隣だ！笑い声が外まで響いてたぞ」

勢いよく扉が開かれ、フレッドが顔を出した。

フレッド「姫の新しい友達？」
ジョージ「姫ってばモテモテじゃないか」

「からかわないで。アンジェリーナとアリシアよ。こっちは双子のフレッドとジョージ」

其々を紹介した後、女の子達にさよならをした。

やがて列車は到着して、「イッチ年生はこっちだー」という声がきこえてきた。