悔しいくらいに ~賢者の石1~ (ページ31)

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グリフィンドールvsスリザリンページ31

A

ロン「ハリーもう少し食べなよ！」

ハー「ロンの言う通りよ！今日は力をつけとかなきゃ。」

ハリ「お腹すいてない。」

『そうだよ。スープだけでも、ほら…』

ハリ「ありがとう、A」

ハー「(ほんと、Aの言うことだけは聞くんだから…！)」

そこにスネイプ先生が現れる。

スネ「健闘を祈る。トロールに勝った君ならクィディッチの試合なんて朝飯前だろう…例え相手がスリザリンでも…。」

スネイプ先生は足を引きずっている様子だった。

ハリ「…！そうか、あの血は！」

『血って？』

ハリ「昨日の晩トロールを中に入れたのはスネイプに違いない！騒ぎに紛れてあの犬を出し抜こうとしたけど失敗して噛まれたんだ！」

ハー「なんのためにあの犬に近づくの？」

ハリ「ハグリッドはグリンゴッツの金庫から何かを出してきた、学校の用事で中身は秘密だって…！」

『じゃあその何かを！』

ハリ「あの犬が守ってるんだよ！スネイプはそれを狙ってる…」

ﾋﾟｨ､ﾋﾟｨｰ

『あれ見て！』

ハリーのフクロウのヘドウィグが何やら咥えている。

ﾊﾞｼｯ!
ハリーはそれを受けとり、

ハー「郵便の時間にはまだ早いわ。」

ハリ「僕宛て？初めてだよ！」

ロン「開けてみよう！」

ハリ「箒だ！」

ロン「そこら辺の箒とは訳が違うよ！ニンバス2000だ！」

『ニンバス2000！？』

ハリ「でも誰が…」

ﾋﾟｨｰ
私たちは再びへドウィグが鳴く方を見ると、マクゴナガル先生がこちらを見ながらニコニコしていた。