悔しいくらいに ~賢者の石1~ (ページ4)

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コンパートメントにてページ4

A

『(どこも満員に近い…次少人数の所があったらそこに入れてもらおう…)』

その後も探し続けると、沢山のお菓子を広げた新入生らしき男の子二人だけのコンパートメントがあった。

ｺﾝｺﾝ
『こんにちは。どこも満員だから一緒に入れさせて貰えない？』

2人の男の子は一瞬固まって目を合わせたあと、

(男1)「勿論いいよ！」

と言った。答えてくれた子とは別の子も首を大きく縦に振って快く承諾してくれた。

『ありがとう。私はA･A』

男1「僕はロン･ウィーズリー。よろしくねA｣

『よろしく、ロン。あなたは…？』

男2「僕はハリー。ハリー･ポッター。よろしくね！A」

『わあ！あなたがハリー･ポッターね。こちらこそよろしくね、ハリー』

ハリ「やっぱり僕って有名なの？笑」

ロン「有名どころじゃないさ！でもAも魔法界じゃ名の知れた一家だよね。」

ハリ「そうなんだ！どうして？」

ロン「例のあの人から逃げ切った一家だからさ！…あ、ごめんA気を悪くした？」

『大丈夫。私は赤ちゃんだったから何も覚えてないし、笑』

ロン「ならよかった」