悔しいくらいに ~賢者の石1~ (ページ18)

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飛行訓練ページ18

(No)

午後は飛行訓練だった。

フー「こんにちは、みなさん！」

「こんにちは、フーチ先生！」

挨拶が終わると、フーチ先生が言うように箒をあげる所から始まった。

フー「それでは右手を箒の上に出して言うのです。上がれ！さあほら！」

「あがれ！」

1発であがったAをハーマイオニーは有り得ない！という顔で凝視した。それに気づいたAは、気まずそうに笑ったあと、横のハリーを見るとハリーも1発であがったようで2人で喜んだ。

ｺﾞﾝｯ！

ロン「うぅ…」

ロンの箒は、ロンの顔面目がけてあがったようでとても痛がっていた。

ハリA「ﾌﾌｯ！」

ロン「笑うなよお…」

『ごめんごめん笑ロン、大丈夫？』

ロン「まあ…なんとか上がったし！」

ふとAは視線を感じた方に目をやるとドラコと目が合った。ドラコも1発であがったようで、

『やったね！』

と口パクで伝えた。
彼は、

「当たり前だ」

と、ドヤ顔で口パクしていたのがわかった。