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side S
幸いにも、Aの熱は数日で下がり、本人もすっかり元気になった。
ただ、原因追及のために行った検査のせいで今はぶんぶくれの顔になってるけど(苦笑)
今日が一応、夏休みと称した外泊の日。
奇跡としか言いようがないんだけど、俺ら5人も皆昼で上がらせてもらえることになった上に、明日も休みをもらえることになったから、このままAを連れてって話。
予定としては、3泊4日。
さすがに2日以上は5人同時に休むことは難しい。
最後の2日は休みをとれた人たちで過ごしてもらうことになるから、そこら辺の計画も立てないといけない。
ぶんぶくれたAは智くんと潤に任せて、俺たち3人は帰宅準備。
「じゃあ、ご機嫌斜めなお嬢さんのところに行きますか？笑」
「ですな笑」
途中で雅紀とも合流して、Aの病室に向かう。
「Aの調子どうー？」
病室に入ると、私服姿だったことに驚いたのは目を真ん丸にしてるA。
だけど、まだ俺たちに対して怒ってるのかすぐに目をそらした。
「まぁ、ご覧の通りでーす」って笑ってる智くん。
そう簡単に機嫌直るわけないかって思ってたけど、ここでちょっと予想外のこと。
「うん？帰るのって？」
急に何かを書き始めたと思ったら〈かえるの？〉だって。
可愛すぎか。
「うん、帰るよ。だけどね、今日はAも一緒だよー！今日からAは夏休みだよー！」
勢いよくAに抱き着いている雅紀。
急に言われたAは、勿論、何言ってるの？みたいな目で俺たちを見てるけど。
「今日からAは3泊4日、俺たちの家で過ごすの、夏休みとしてね？」
「だからだから、楽しいことたくさんしようね！」
潤にも頭を撫でられて、ようやく理解ができたのか、ほんと？という嬉しそうな気持ちと、ほんとにいいの？という不安が混じった目で見てる。
「俺らもAと一緒に楽しいことしたいから遠慮しなくていーの。さ、早く帰るよ？雅紀が楽しいことたくさん考えてくれたみたいだからさ笑」
頭をぽんぽんとしてやると、少しぎこちないものの、小さく笑ってくれた。
潤が予め服を用意してくれてたから、ささっと着替えてもらって。
「俺も着替えてそのまま車行ってるから、着替え終わったら来て？」
出ていく潤を見送って、着替えは自分でできるっていうし、ま、俺らに覗かれるのもそろそろどうよ？って年頃だから、終わるまで待機して。
着替え終わったAを連れて、潤が待つ駐車場に向かった。
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羽苡(プロフ) - 翔潤智さん» 翔潤智様、遅くなってしまい大変申し訳ありません。ご感想ありがとうございました！とても久しぶりに更新しました。内容あってるかすら作者でもあやふやです笑ですが、またちまちまと書こうと思うので、またよろしくお願いいたします！ (2021年3月7日 20時) (
レス) id: f4789a72c6 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ぱるさん» ぱる様、とてもとても遅くなってしまいましたごめんなさい…。ご感想ありがとうございました！！超久しぶりに更新しました…。よろしければまたお話の中に遊びに来ていただければと思います。また更新した際はよろしくお願いいたします！ (2021年3月7日 20時) (レス) id: f4789a72c6 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - らいあさん» らいあ様、とてもとても遅くなってしまい申し訳ありません！ご感想ありがとうございました。大好きというお言葉もいただけて嬉しい限りです(TT)久しぶりの更新で色々飛んでしまってますが笑また覗きに来ていただけると…！これからもよろしくです〜 (2021年3月7日 20時) (レス) id: f4789a72c6 (このIDを非表示/違反報告)
翔潤智(プロフ) - 続きが見たいです更新をお願いします (2020年2月23日 8時) (レス) id: 101650be67 (このIDを非表示/違反報告)
ぱる - いつも楽しく読ませていただいています！このお話が大好きです！お忙しいと思いますが、また続きが読みたいです！これからも応援しています！ (2019年9月14日 18時) (レス) id: d682aba4cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2018年8月24日 0時
