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side O
Aちゃんの様子が気になって、病棟へと足を運ぶ。
静かに扉を開けると、そこにはあーばちゃんがいて、ちょうどAちゃんにご飯を食べさせてあげようとしているところだった。
何でこんな時間なんだろ、寝てたのかな？
なんて軽く考えながら怖がらせないようにAちゃんの元へと向かう。
「こんにちはぁAちゃん、お昼ご飯かな？」
出来る限りの優しい声と笑顔で話しかける。
突然話しかけられてびっくりしたのか、目を丸くして、何喋ってるんだろうこの人、みたいな目で俺のことを見てる笑
それとは反対に、少し困り顔のあーばちゃん。
「どったのあーばちゃん。」
「いやー、食事持ってきても興味がないのかこんな状態でさ...これがもう15分くらい続いてるんだよね...。」
食べてほしいんだけどなぁ...って苦笑してる。
食事に目を移す。
Aちゃんの前にある食事は一口も手が付けられてないし、盛り付けられてるものをただ見つめているだけのような気もする。
家にいるとき、ちゃんと食事をとらせてもらえなかったんだろうなぁ、そうじゃなかったらこんなに痩せ細っていないはずだ。
食べてほしいのは俺だって同じだけど、ここで無理強いをさせたらもっと食に興味や関心が無くなって、食べること自体を拒否してしまう可能性だってある。
命にかかわることは勿論だけど、 食事をすることは楽しいことだってわかってもらいたいからね。
「あーばちゃん、あれなら俺が変わろっか？他の子とかもあるっしょ？」
「うん...じゃあ、ごめんねおーちゃん、お願いします！」
「はぁ〜い。終わったら詰め所持ってけばいい？」
「うん、ありがと！」
足早に病室を出てったあーばちゃん。
さっきまで座ってた場所を借りて、よっこらせと腰かける。
Aちゃんのご飯はお粥らしい。
そして俺の予測だけど、Aちゃんは食に興味関心がない、のほかに、食べることがわからないんだと思う。
ここに来る前、どんな生活をしていたのかはわからないけど、食事の仕方を知っているならスプーンやフォーク、最悪でも手掴みで食事をするはずだ。
それなのにAちゃんにはその様子が全くと言っていいほどない。
「Aちゃん、少しだけ食べてみよっか？あーんってしてあげるね〜。」
少量だけスプーンですくって口元にもっていっても、口を開けないAちゃん。
これはなかなか手強い予感がする。
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羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさんこんばんは(.ﾟーﾟ)あら、もう1人同士がいてくださった嬉しい(´･∀･`)のんびりですがこれからもよろしくお願いします！ありがとうございました(｀･3･´) (2016年7月4日 23時) (
レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - もちふくさん» ありがとうございます(｀･3･´)内面が好きというのもあるんですが私自身が外面的なことを描くのが苦手というかちょっと書いてて、ん〜...ってなっちゃうんで(苦笑)共感してくれる仲間だいてよかった笑ありがとうございました(*'◇') (2016年6月24日 22時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
もちふく - わたしは今の感じが好きです！ちなみにわたしも内面派なので！！ (2016年6月24日 1時) (レス) id: c69f9f2e29 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» リクエストありがとうございますﾉﾉ ｀∀´ﾙ承りました！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(.ﾟーﾟ) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
憂依(プロフ) - くまさんさん» ありがとうございます〜(´･∀･`)更新は本当に遅いですが更新したときはまた是非来てくださいね〜(｀･3･´) (2016年5月14日 23時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2016年5月7日 21時
