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side A
「あっれー？美紀ちゃん？？？」
「あ、相葉さんだー笑」
1番人のいない、サイコロゲームっていうところに足を運んでみたんだけど、そこにいたのが、俺の知り合いの美紀ちゃんって子だった。
美紀ちゃんは俺が前にいた病院で(多分)1番担当したであろうと思われる子で、人懐っこい微笑みが印象的な女の子だった。
体が弱いって理由でよく入院してたんだけど、まさかこういう場面で再会とはね笑
「ボランティアー？」
「うん、そうなの。ボランティア部に入ってるから今日は部として参加させてもらってるんだー！それに子供大好きだし笑」
びしっと敬礼を決める美紀ちゃん。やっぱり人懐っこい笑みは変わらないね。
「へぇ、ボランティア部ってことは今日は他にメンバーいるの？」
「うん、私はこのコーナー担当なんだけど、他の所にちらほら紛れてるから探してみて笑...抱っこしてる子が今の相葉さんが担当してる子なの？」
ふとAちゃんに目を向ければ美紀ちゃんの方をくりんくりんな大きな瞳でじっと見つめてる。
でもこんにちはーってふりふりと手を振った美紀ちゃんに人見知りか怖さかはわからないけどすぐに俺の胸に顔を埋めちゃった。
ごめんねーって苦笑する。
「うーうん、いいのいいのー、恥ずかしかったかな？」
んふふって小さく笑ってる。
けどそれから俺たちが少し話してるのを見て美紀ちゃんが怖くない人だって思ったみたいで再び美紀ちゃんが手を振っても顔をそむけることはなくなった。
すごいね、大きな進歩だよ。
「せっかくだからサイコロゲームやってってよ！えっとー、その子の名前は？」
「Aちゃんだよ。」
「可愛い名前ー。Aちゃん、この四角いのころころーんてしてみない？」
俺にとっては極小の、でもAちゃんにとっては少し大きめのフェルト製のサイコロを出してAちゃんに見せた美紀ちゃん。
少しだけ見つめてたけど恐る恐る美紀ちゃんから受け取って、俺に見せるAちゃん。
「んー？これね、あっちにぽーいってするんだよ？やってごらん？」
あっちあっちって指させば、軽くサイコロを投げた。
フェルト製のふわふわサイコロは、ぽふっと音を立てて床に転がってって、何回か回転を遂げると静かに止まった。
「あーはいはい、えっとねー...Aちゃんはー...ハグ、ですね！」
「...は！？」
...ハグ...？
他にどんな項目がこのサイコロに書かれてるんだろう....
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羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさんこんばんは(.ﾟーﾟ)あら、もう1人同士がいてくださった嬉しい(´･∀･`)のんびりですがこれからもよろしくお願いします！ありがとうございました(｀･3･´) (2016年7月4日 23時) (
レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - もちふくさん» ありがとうございます(｀･3･´)内面が好きというのもあるんですが私自身が外面的なことを描くのが苦手というかちょっと書いてて、ん〜...ってなっちゃうんで(苦笑)共感してくれる仲間だいてよかった笑ありがとうございました(*'◇') (2016年6月24日 22時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
もちふく - わたしは今の感じが好きです！ちなみにわたしも内面派なので！！ (2016年6月24日 1時) (レス) id: c69f9f2e29 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» リクエストありがとうございますﾉﾉ ｀∀´ﾙ承りました！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(.ﾟーﾟ) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
憂依(プロフ) - くまさんさん» ありがとうございます〜(´･∀･`)更新は本当に遅いですが更新したときはまた是非来てくださいね〜(｀･3･´) (2016年5月14日 23時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2016年5月7日 21時
