こ み ゅ に け ー し ょ ん ページ23
side O
今日からAちゃんとのかかわる回数が多くなる。
メンタルケアの方を頼まれてて、最初っから慣れてもないのにっていうのはさすがにあれだろと思ったから、少しずつ距離を縮めてって、そろそろいいかな？ってしょーくんに相談したら「お願い」って言ってくれたから今日から。
まだ3歳の子にカウンセリングは難しいし、無理に思い出させて辛い思いとかさせたくないから今まで通りにコミュニケーションをとるだけなんだけどね。
ただいつものことが診察の一環にもなるよってだけで笑
時間になったから医局から出てAちゃんの病室に向かった。
途中でナースステーションによって今朝の状態を松潤に確認する。
「熱も平熱だし、いつも通り。変わったところはないから大丈夫だよって。」
ってことだから普通に過ごせそう。
「あとで身長と体重測るから。」って言われてはーいって返事して、やっと病室へ。
扉を開けるとベッドの上に座ってぼーっとしてるAちゃん。
「おはよぉAちゃん、まだおねむかなぁ？」
そっと声をかけてみると反応してこっちを見てくれた。
「おーはーよ。」
少し大きく口を動かして声をかけてみると少しだけ黙った後、小さく「お、あ、お」って口パクしたAちゃん。
「おはよう」って返してくれたんだ。
すっごく嬉しくなって「よくできましたー、すごいねぇー」って褒めた。
赤ちゃんが母親に向かって初語を話したときの母親の気持ちってこういう気持ちなのかなって実感したもん笑
それによくよく考えたら俺、1番乗りじゃーん！
「今日はね、Aちゃんとお話ししに来たんだよ〜。あとこれはプレゼント。」
そう、実は今日はAちゃんにノートとしても使えるスケッチブックと、クレヨンを持って来たんだよね〜
これで何か伝えるときに使えるかなって。
まだ読み書きはできないけどイラストでのコミュニケーションとか可能にできたらいいなって思いも込めて。
机の上に置いたノートとクレヨンを興味深そうに見てる。
「これはこうやって使うんだよ。」
ノートを開いて、ためしにクレヨンで犬を描いてみた。
これなぁに？っていうような顔で俺の描いた犬を指さすAちゃん。
「わんちゃんだよ。上手でしょ〜。...Aちゃんもお絵描きしてみる？」
適当に色を選んでクレヨンを渡すと、渡した色がお気に召さなかったらしく、自分で色を選んでノートに何かを描き始めた。
どんなのを描くんだろ〜...。
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羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさんこんばんは(.ﾟーﾟ)あら、もう1人同士がいてくださった嬉しい(´･∀･`)のんびりですがこれからもよろしくお願いします！ありがとうございました(｀･3･´) (2016年7月4日 23時) (
レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - もちふくさん» ありがとうございます(｀･3･´)内面が好きというのもあるんですが私自身が外面的なことを描くのが苦手というかちょっと書いてて、ん〜...ってなっちゃうんで(苦笑)共感してくれる仲間だいてよかった笑ありがとうございました(*'◇') (2016年6月24日 22時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
もちふく - わたしは今の感じが好きです！ちなみにわたしも内面派なので！！ (2016年6月24日 1時) (レス) id: c69f9f2e29 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» リクエストありがとうございますﾉﾉ ｀∀´ﾙ承りました！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(.ﾟーﾟ) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
憂依(プロフ) - くまさんさん» ありがとうございます〜(´･∀･`)更新は本当に遅いですが更新したときはまた是非来てくださいね〜(｀･3･´) (2016年5月14日 23時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2016年5月7日 21時
