ち っ ち ゃ な 女 の 子 - 1 ページ3
side A
今日は夜勤ー。というか急患の子の担当、かな。
救急車とかで運ばれてくる、緊急を要する子の処置の手伝いってとこ。
今夜は松潤と一緒だよー。
だけど、超眠いー！！
おっかしいなぁ、しっかり寝たはずなんだけど...さっきから欠伸が止まんねー。
「相葉くん、また欠伸出てる笑」
「だってぇ、眠ぃんだもんーっ！！」
「そんなに眠いなら外で雨にでも打たれて来たら？すっごく目ぇ覚めるよ？笑」
「いやっ、それ俺がただ風邪ひくだけじゃん！？」
「うん、それが狙い。」
「松潤ひどい！！」
はははって笑ってる松潤だけどさー、笑い事じゃないんだってー！！
結構俺自身、体弱いから昔からよく病院のお世話になってる。
雨に打たれて風邪ひいたことだって...もちろんある笑
「でも少し外近く行って眠気覚ましてくる。何かあったらこれねー。」
「うん、行ってらっしゃい。」
カーディガンを羽織り、PHSをふるふるっと振って、急患用のナースステーションを出た。
この格好だからさすがに一服はできないけど、珈琲くらいなら飲んでもいいよね。
職員入り口に1番近い自動販売機まで来た。
どれくらい降ってるんだろうと思って、ガラス越しに外を見る。
「...やべー...朝までに止むかなぁ...」
そう思ってると、ちらりと暗い闇夜の中に人影が見えた。
一瞬幽霊かと思って、よーく目を凝らしてもう1度見てみる。
幽霊じゃない。
しかもよーーーーーーく見てみると人は人でも小さい気がする。
何でかこのときは俺の直感がやばいって思ったのか、気付いた時には院外へと飛び出していた。
「大丈夫ですかー！？ってえぇっ！？」
やっと見つけたと思えば、本当に小さい女の子。
着てる服はボロボロだし、髪の毛もぱさぱさ、靴も履いてない...それにぶるぶる震えてるし、いったいどうしたっていうんだろ。
でもそんなことより、この付近には一軒家、住宅があまりないから近くから来たっていう感じではない。
それにこの震え方、ずっとこの雨の中を歩いてきたんだろうか。
保護しなくちゃ。
「寒かったねー、中に入ってあったかいものでも飲もっかー。」
抱き上げた体はものすごく冷たくて、軽すぎるくらいだった。
少しでも保温になればと思い着ていたカーディガンをその子にかける。
「松潤！？女の子保護したんだけど、すっごく震えてんの！とりあえずえっと、処置室開けてもらうのと！翔ちゃんとニノに連絡して！！」
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羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» ゆりりんさんこんばんは(.ﾟーﾟ)あら、もう1人同士がいてくださった嬉しい(´･∀･`)のんびりですがこれからもよろしくお願いします！ありがとうございました(｀･3･´) (2016年7月4日 23時) (
レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - もちふくさん» ありがとうございます(｀･3･´)内面が好きというのもあるんですが私自身が外面的なことを描くのが苦手というかちょっと書いてて、ん〜...ってなっちゃうんで(苦笑)共感してくれる仲間だいてよかった笑ありがとうございました(*'◇') (2016年6月24日 22時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
もちふく - わたしは今の感じが好きです！ちなみにわたしも内面派なので！！ (2016年6月24日 1時) (レス) id: c69f9f2e29 (このIDを非表示/違反報告)
羽苡(プロフ) - ゆりりんさん» リクエストありがとうございますﾉﾉ ｀∀´ﾙ承りました！更新まで今しばらくお待ちくださいませ(.ﾟーﾟ) (2016年6月19日 20時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
憂依(プロフ) - くまさんさん» ありがとうございます〜(´･∀･`)更新は本当に遅いですが更新したときはまた是非来てくださいね〜(｀･3･´) (2016年5月14日 23時) (レス) id: a10bf46b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽苡 | 作成日時：2016年5月7日 21時
