My Days in Hospital [Storm]

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先生方と距離を感じるようになって、数日が過ぎた頃、昼食の後の安静時間。
食欲はなかったけど、この前みたいに怒られたらどうしようって怖くて、たくさんたくさん詰め込んだ。


お昼はシゲキブツって言われる食べ物が多くて、ごくって飲み込むたびに喉が痛くなった。


下げに来てくれたのは潤くんじゃなくて相葉ちゃん。


「たくさん食べれたねー！」って褒めてくれたけど、すぐに出て行ってしまった。


いつもなら今日の午前中の話とかもしてくれるのに。




はぁ...。


「...っっ...」



こみあげてくる感じがしてすぐさまトイレに駆け込んだ。


喉の痛みと戦いながら吐けるだけ吐いて、お腹の痛みを我慢して、ベッドに入る。





窓を見つめながらぼーっとしていると自分の体に異変があると感じた。
　
　
腕がかゆい、そして、ピリっと痛い...


腕だけじゃない、背中にも、同じ痒みと痛みを感じる。


最近天気がいいし、暖かいし汗疹かな？って思った。
でも袖をまくった瞬間、びっくりした。



汗疹にしては範囲がすごく広いし、それにぶくぶくぶくって感じで...アトピーなのかな？って。

でもアレルギーもないし、アトピー体質でもない。

たまに痒くなり過ぎて掻きすぎちゃって血が出ちゃったことはあるけど、それとはまた違う感じもする。



じゃあこの発疹はいったい...？



これって先生たちに言うべきなのかな。


そしたら少しお話できたり...いやいやいや、これくらいすぐ治るよ。
それに今先生方忙しいし。



迷惑かけてもいいって翔先生言ってたけど、さすがに今は無理でしょ。


大丈夫。うん、大丈夫...。
痒いから掻けばいいと思って、掻いた。


余計に痛みは増した。


よく熱があるときとかは寝るとよくなるっていうから、寝れば痒さも痛さも紛れるかなって思って寝ることにした。
でも痒くて痛くてが邪魔して眠れない。

痛いよ、助けてよ。辛いよ。



　

翔先生、和先生、おーちゃん先生、相葉ちゃん、潤くん






　
　
　
誰か、誰か私に気付いてよ。
先生方しかわからないの。


　
　
　
気づいたら眠ってて、息苦しくて目が覚めた。


発作が近いのかなって思いながら小さく咳をする。
でもそれがいけなかったみたいで、ごほごほひゅーひゅーと喘息特有のものへと変わっていった。


机にある吸入器を手に取って、平常心を保ちながら吸入薬を吸う。


ナースコール押さなきゃいけないけど...




　

押さない、押したくない...押せない。

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