プロローグ ページ1
暖かい昼下がり。階級甲のAは、ゆっくりお茶を飲んでいた。
『ズズッ……はぁ〜♪いいねぇ〜お茶は。今日が休暇で良かったわ〜…』
なんて一人言を言っていると______
ダダダダダダダ…
『ん…?』
嗚呼、あの3人か…と、Aはぼんやりと思った。
?「Aさーん!!」
?「あ、ちょ、炭治郎先に行くことは許さんぞぉぉ!?」
?「ゆかりー!!親分が来てやったぞー!!」
『ほらやっぱり。炭治郎、善逸、伊之助、こんにちわ〜今日はどうしたの?』
Aがそう言うと、炭治郎と呼ばれた少年が、
炭「鍛練の途中です!走っていたらちょうどAさんがお茶を飲んでいるのが見えて…」
と、答えた。
『そうかそうか!それは感心感心!』
伊之助「おい!またあの衣のついたアレ作れよ!!」
『じゃあまた今度3人が遊びに来たときに作るね!』
善「やったぁぁぁ!!Aさん料理上手だし楽しみだなぁぁ!」
炭「あ、2人共、そろそろ行くぞ!長居してもAさんに迷惑が掛かるし…」
『そんなこと無いよ!』
炭「ありがとうございます!今度は鍛練じゃなくて、遊びにいきますね!」
『おう!楽しみにしてるよー!』
炭「じゃあ!」タッタッタッタッ…
伊「待てごんぱち郎!!」タッタッタッタッ…
『あはは笑……って、善逸?何してるの?』
3人共帰ったと思っていたら、善逸がまだ残っていた。
善「……Aさん。」
『?どうしたの?』
急に善逸に名前を呼ばれた。
すると善逸は、私の正面まで来て、こう言った。
善「Aさん。俺、Aさんのことが好きです。だから、Aさんのこと、絶対オトしてみせます。」
『…え?』
そして、これから善逸が全力で惚れさせてこようとしていることを、私は知る由もなかった。
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作者名:みるくミカン | 作成日時:2021年1月17日 10時