大人びた、いや冷めていた

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朝、いつも少し早い時間に家を出る







この時間だと誰もいない









そう思い校門へ足を進めると









なんと、遠くからでもわかる








トイプードルがいるではありませんか









取り敢えず、隠れる









そして、気配を消し









静かに校門へ









佐久間さんには生憎気付かれていないようで









ほっと胸を下ろすと









佐「ああー！！いた！」









私のことじゃない









そう願いながら静かに振り向くと









こっちへ走ってきてる！！









しかも、何故か私にはしっぽが見えたような









気がする









取り敢えず全力疾走あるのみ









逃げる力はある為








これでもかと曲がり角を利用し







何とか佐久間さんから逃げてきた









取り敢えず保健室に逃げ込む









A「ヘルプ！！！！」









なんて叫びながら保健室へ入ると









玉「なに？！どうしたの？！」










そこには









玉森先生と









横「おー！今日も元気だなぁ」









横尾先生と









藤「なになに！！朝から鬼ごっこ？元気だねぇ」









国語の先生の藤ヶ谷先生がいた









A「横尾先生のせいで厄介なやつに追われてます」









そう、皮肉を込めて言うと









藤「わた！ダメでしょ！いじめちゃ！」









横「Aさんに初めてのお友達が出来ました！！はい！拍手！！」









藤玉『おぉー！』









パチパチパチ









先生達は敵に回すと怖い









そう、理解した









藤「で、誰なのよ」









玉「ガヤ、いいこと聞くねぇ！！」









なんて何故か盛り上がってる先生達









A「友達じゃないし、」









そんな私の発言は無視された









横「佐久間だよ、佐久間大介」









藤「あー！宮っちと仲良い！！」









玉「俺の敵か…」









何故かドヤ顔の横尾先生と









ウキウキしてる藤ヶ谷先生









そして宮田先生とめちゃくちゃ仲がいい玉森先生の謎の嫉妬








朝の保健室はカオスと化した

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