【ヒロアカ】ドラゴンな女子高生 3 (ページ49)

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第133話 ″護る″ヒーローページ49

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「相澤くんのメディア避けを参考にさせるべきかも」

「いや…あいつが今参考にすべきは他にいます」

爆豪の言動に、ミッドナイトが呟く。
それに応えながら相澤は、視線を移した。

『私がなりたいのは、″護る″ヒーローです』

ステージには、真っ直ぐな目で答えるA。
入学当時とは全く異なる表情。

＿＿＿ありがとうございました＿＿＿

神野事件後、病院での清々しい表情。

それを思い出し、生徒の成長に嬉しさが灯る。

「(なのに、何でだろうな)」

どうしても、嫌な感覚が拭えない。
彼女の成長を喜ぶべきなのに。

それは、相澤にも形容し難いものだった。

『竜の翼風(ドラコ・アラウェン)！』

他の生徒と同様、必殺技を放つA。
その後も、インタビューに積極的に答えている様子だ。

「(合理的じゃないな)」

自身に湧く感情を制し、ステージを見やる。

「(何があっても、こいつらを立派なヒーローにしてみせる)」

「(なぁ、白雲)」

緑谷を最後にインタビューは終わり、
各々反省を振り返って授業は終了した。

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「これ何です？」

「突然インターン再開だなんて」

とある会議室に集まった、雄英高校の教師達。

「人手が足りなくなるって言ってる？このヒーロー飽和社会で」

「泥花市ノ件デ何カアッタニ違イナイ」

「何でこう…ぼかしてる」

「何にせよ、危機に備えるはヒーローの常さ。極力実績のあるヒーローたちにあたってみよう」

ヒーロー公安委員会からの、インターン再開の要請。
教師達はそれぞれ不安を募らせつつも、根津校長の言葉に頷いた。

「″冬休みの課題″だね、皆はこの後生徒に伝えてくれ…それと相澤くん公安ついでに例のプログラムの＿＿」

冬特有の冷たい空気が、校舎を覆っていた。

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続編に続きます。

インターンに行く前に、
映画第2弾″ヒーローズライジング″に入ります。
書きたかったので(笑)

また言いますが、観てない方はネタバレ注意。
さらに作者はDVDしか持ってないので解釈違いがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも″ドラゴンな女子高生″をよろしくお願いします！

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