第12話 【USJ襲撃】 ページ14
「こういうタイプだったくそう！！！」
今日のヒーロー基礎学はレスキュー。
バスで訓練場に向かうのだが、そのバスが飯田君の予想と違ったらしい。
奥半分が2列ずつ、その前が向かい合わせの席だ。
ちなみに私は後者の方に座った。
「あなたの"個性"オールマイトに似てる」
確かに。
それと同時に、"人から授かった個性"と緑谷君自身が言っていた事を思い出した。
『……』
「派手で強ぇっつったらやっぱ轟と爆豪と龍堂だな」
『…ん？』
少し思案していると、いつの間にか話題が変わっていた。
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気出なさそ」
「んだとコラ出すわ！！」
「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」
「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ！！」
爆豪君は前のめりになり、皆の発言に突っ込んでいた。
「そういえばAちゃんの個性って何なのかしら」
『うん？』
「それは僕も気になってた。体力テストは風を使って戦闘訓練は火を使って…応用による変化？それとも……ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
「緑谷ちゃん怖いわ」
「ペア組んだけど、俺もよく知らねぇな…」
既に周りの視線が自分に集中していた。
『まぁちょっとややこしいが……』
私は『五感・身体能力の強化』『生物以外の物質を作り、操れること』、そして『ドラゴンっぽくなれること』を伝えた。
暴走化は、皆を不安にさせるだろうから言わなかった。
「思ってたよりすげぇ個性だな！」
「チートかよ！？」
「かっこいいわAちゃん」
『ありがとう』
褒められたのがむず痒く、視線を逸らす。
すると、その視線の先で爆豪君と目が合った。
「ｹｯ」
悪態をつき、直ぐに視線を離されてしまったが……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「以上！ご静聴ありがとうございました」
「ステキー！」
「ブラボー！！ブラーボー！！」
USJという訓練場に着くと、13号先生が人命に関する話をしてくれた。
そしていよいよ……
「そんじゃあまずは…」
ｽﾞｽﾞ…
訓練が始まろうとした時。
中心の噴水の前に、黒い空間ができ始めた。
「一かたまりになって動くな！！」
『！』
「何だアリャ！？また入試ん時みたいなもう始まってんぞパターン？」
違う。
相澤先生が私達に「動くな」と言ったんだ。
「あれは敵だ！！！」
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蒼鈴蘭(プロフ) - ゆともすさん» コメントありがとうございます！！かわいいよりかっこいいを目指してます(笑)なかなか忙しくて更新するのが大変ですが、がんばります！！ (2018年8月29日 19時) (
レス) id: 61752baa50 (このIDを非表示/違反報告)
ゆともす(プロフ) - 主人公めっちゃカッコイイです！(´∀`) 続き待ってますー！頑張ってください(*^^*) (2018年8月28日 4時) (レス) id: 0710793742 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鈴蘭(プロフ) - 桜瀧さん» ありがとうございます！！楽しみにしていてください！！ (2018年6月30日 18時) (レス) id: bbd138654f (このIDを非表示/違反報告)
桜瀧(プロフ) - ドラゴンの個性、めっちゃ好きです！！これからも更新楽しみにしています！ (2018年6月28日 18時) (レス) id: 83b4a1d791 (このIDを非表示/違反報告)
蒼鈴蘭(プロフ) - アロマさん» コメントありがとうございます！これからも個性をどんどん使っていくので、楽しみにしていてください！ (2018年3月12日 20時) (レス) id: 6d02c817f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼鈴蘭 | 作成日時：2018年3月4日 22時
