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男、見つけ出す ページ7

「あれ?バーダックじゃないか!」

その声はまさか、俺に救いの神が出てきたというのか・・・?

「せ、セリパ!良いところに来てくれたぜぇ!」

「は?どういうことだい?」

「コイツの部屋教えてくれ!」

救世主、現る。
おお、神よオレの事見捨てないでくれたのか・・・

「ば、バーダック?」

「・・・ハッ。いや、なんでもねぇ。早く教えてくれ」

・・・

「ほら、ここだよ。」

「ここって・・・」

ほとんど上級戦士の宿舎よりの所だな。

てか、さっきよりかなり進んできたなオイ。かなり奥まで来たって感じだな。

「んっ・・・んん〜」

「やっと起きやがったか・・・」

オレの腕の中で小さくうずくまってるAを見る。

「ハッ・・・バーダック!?ご、ごめんね!」

酔いもかなり覚めているのかAの呂律もちゃんと回っている。

「全く・・・ほら、とっとと降りろ。」

「あはは・・・ホントにごめんね」

「・・・別に。気にすんなよ」

「バーダックは全く・・・ツンデレなんだから」

そう言ってセリパは笑っていた。
ちょ、オレ・・・ツンデレじゃねぇし・・・そもそもツンデレってなんだ?うまいのか?

「うるせぇな・・・それじゃあな。」

俺は背を向けて歩き出す。

「うん」

そんな俺の背中をAはずっと見ていたことを俺は知らなかった。

・・・

やっとの事、女下級戦士用の宿舎にAを置いてきて・・・俺の自室にたどり着いた。

そして靴を脱ぎ、ベットにダイブする。

「あぁ〜なんか疲れちまったよ・・・」

それにしても、美人だったな・・・上玉だったな・・・

「くっそ〜・・・めちゃくちゃ可愛かったぜ・・・」

いつもの俺には似つかないデレ。つか、デレた時なんてない。

「A・・・ぜってぇ俺のモノにしてやる・・・」

だけど、まだアイツのこと何も知らない。
まだ会って数時間・・・。

「まずはAの事を知らなきゃいけねぇよなー。」

まっ、明日会えるからいいだろ。
そう思った俺は早く床についた。

女、話をする。→←男、抱きかかえる



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雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボール×たくっちのまぃの恋愛短編集を作って貰いますかな?まぃが悟空達の仲間はを設定で。たくっちのまぃが知らないなら検索して調べて下さいね。 (2018年12月25日 6時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - すごく面白いです!次回が気になります! (2017年2月17日 8時) (レス) id: 67141b979f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 更新頑張ってください。 (2016年11月27日 13時) (レス) id: a40a899f76 (このIDを非表示/違反報告)
神道守(プロフ) - 木乃さん» 私も細かすぎました・・・m(_ _)m (2016年10月26日 4時) (レス) id: b4316c14a5 (このIDを非表示/違反報告)
木乃 - 神道守さん» うう…(T^T)神道守さん…ヤサシイ…(。・´^`・。)そしてすいません。以後気を付けます<(_ _)> (2016年10月25日 23時) (携帯から) (レス) id: de2897adc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神道守 | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年2月15日 1時

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