主人公、話す ページ5
「・・・バーダックって言うんだ。」
さっきマスターもバーダックって言ってたけど
なんでかな・・・この人に直接名前聞きたくなっちゃった。
「あぁ。」
「貴方にぴったりの名前だね。」
特に強そうなところが。
「・・・あんがとな。」
彼は少し照れくさそうに笑った。
なんかあまり笑わさそうな感じだったけどそうでもない。
「ほらバーダック。酒だ」
「やっと来たか。」
「遅くて悪かった。」
・・・彼の酒を少し見たけれど
アルコール度数高そう・・・
「ねぇ・・・えっとバーダック?」
「なんだ?」
「今、何歳??」
「は?」
いや、なんか顔からして私より年上そうに見えるんだけど・・・
てか、年上だったらあんまり気安く呼び捨てにするのもあれだから・・・
「・・・いいから!」
「24だ。」
「ええええ!?」
驚いた・・・年上じゃないか!!
しかも1歳!!
彼も驚いた顔をしていた。
そりゃ私叫んだからね・・・
「なっ・・・なんだよいきなり・・・」
「と、年上だったんだね・・・ごめんね気安く呼び捨てにして・・・」
「はぁ?別に年上だろうが年下だろうが関係ねぇよ。普通に名前呼んでくれても構わねぇ」
「う、うん。」
どうすんだコレ・・・まさか同い年だと思っていた人が年上だったとは。
「俺が24っつー事はお前は23か。」
「・・・はい。」
「そんな固くなんなよ。ほら一緒に酒飲もうぜ?」
ほんとにこの人は酒が好きなんだ・・・
バーダックはグラスに入ったお酒を飲んでいる。
なんかこれ、言うのアレなんだけど・・・
バーダックが色っぽく見えるような気がした。
気のせいだよね・・・?
「おーい。マスター酒おかわりー」
別に酒飲むので負けられないとかそんなんじゃないけれど・・・飲まなきゃバーダックに失礼なんだと思った。
「お前も結構飲むじゃねぇか」
「・・・えっ?そんなに飲んでるかな?」
私の側にはいつの間にかお酒のビンが2つあった。
それと同時に自分の顔がお酒のせいで赤くなっていたのをバーダックに指摘された。
「・・・」
そろそろこのくらいにしとくか・・・
酔いつぶれるのはごめんだから。
「ますたぁ〜・・・おかんじょぉ〜・・・」
お金を置くもフラフラとした足になり、地面に倒れ込んだ。・・・ペース考えれば良かった。
「A!?大丈夫かい?」
「あー・・・らいじょぶれす・・・」
「バーダック。悪いけど部屋に連れてってくれないかな?」
「あぁん?」
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雪華 - お願いあるんだけど良いですかな?ドラゴンボール×たくっちのまぃの恋愛短編集を作って貰いますかな?まぃが悟空達の仲間はを設定で。たくっちのまぃが知らないなら検索して調べて下さいね。 (2018年12月25日 6時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
あかつき(プロフ) - すごく面白いです!次回が気になります! (2017年2月17日 8時) (レス) id: 67141b979f (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 更新頑張ってください。 (2016年11月27日 13時) (レス) id: a40a899f76 (このIDを非表示/違反報告)
神道守(プロフ) - 木乃さん» 私も細かすぎました・・・m(_ _)m (2016年10月26日 4時) (レス) id: b4316c14a5 (このIDを非表示/違反報告)
木乃 - 神道守さん» うう…(T^T)神道守さん…ヤサシイ…(。・´^`・。)そしてすいません。以後気を付けます<(_ _)> (2016年10月25日 23時) (携帯から) (レス) id: de2897adc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神道守 | 作者ホームページ:
作成日時:2016年2月15日 1時