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デルカダール王国に着くと、16年振りに第2の故郷に帰ってきた感傷に浸る間もなく、すぐにデルカダール城地下牢に入れられ、デルカダール兵数人が私達の手の拘束をいた。
その間に、クレイグとホメロスがやって来た。
グ「今から貴様らの名前、性別、年齢、悪魔の子との関係性、職業を聞く。偽りは許さぬ。」
グレイグの尋問が始まるとすぐにエマちゃんとペルラが私の元にやって来た。
エ「お、おばさん！どうするの…？！イレブンの母親だってバレたら何されるか分からないわ！」
貴「大丈夫よエマちゃん。」
ペ「何を言ってんだい？！私がイレブンの母親として…」
貴「ペルラ…。大丈夫よ。」
ペ「で、でも…。」
そんな話をしていると尋問がエマちゃんに回ってきた。
グ「貴様の番だ。名前、性別、年齢、悪魔の子との関係性、職業を言え。」
エ「名前はエマです。…せ、性別は女。年齢は16歳。い、イレブンとの関係性は…幼馴染です。職業は特に無いです…。」
グ「幼馴染か…情報を持っているかもしれん。この小娘を別の牢に連れていけ。」
グレイグの一声で1人の兵がエマちゃんを捕らえ別の牢に連行出来るよう準備をする。
エ「えっ…嫌…！助けて！？」
兵「黙れ。貴様には今から悪魔の子についての情報を吐いて貰うのだからな！」
グ「よし、連れていk」
貴「待て！その娘を離しなさい！」
私はグレイグの言葉を途中で遮った。
兵「なんだ貴様！罪人の分際で偉そうな口を聞きやがって！何様のつもりだ！」
エマちゃんを捕らえていた兵は激怒するが、双頭の鷲…グレイグとホメロスは目を見開き、完全に思考回路が停止していた。
まぁ、無理も無いか。死んだと思っていた女の声がいきなり聞こえて来たのだから。
貴「我が名はA。性別は女。年齢は36歳。イレブンとの関係性は親子。職業はデルカダール王国騎士。」
兵「はっ？！デルカダール王国騎士だと？笑わせるn」
ホ「貴様こそ笑わせるな！！コイツは正真正銘デルカダール王国騎士だ！ただ…16年前のユグノア王国が魔物に襲われた日より消息がわならなかったがな…」
兵「っ…！？」
エマちゃんを捕らえていた兵はホメロスの怒鳴り声に驚いたのか声にならない叫びをあげていた。
辺りが静まり返り、一帯に重苦しい空気が漂う。
その空気を振り払う様にグレイグが喋り始めた。
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蜜柑 - 紅夜桜様応援と、アドバイスありがとうございます！まだまだ未熟者の私ですがこれからも精一杯頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2018年3月26日 6時) (
レス) id: cb38232fa7 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜桜(プロフ) - とても面白いです！ ここで1人のファンからもっと楽しめるためのアドバイス！ 一文を書いたら2,3行をあけてから次の文章を書くと見やすくなってよりこの小説の魅力が伝わると思いますよっ！ 更新頑張ってくださいね！ (2018年3月26日 0時) (レス) id: 76ed65e459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作成日時：2018年3月20日 18時
