私は半怪異？そんなこと聞いてません！！

桜の木が10本 ページ11

「ん、んぅ？」



「あれ？私…」



「あ、起きた？」



「ビックリしたよ！トイレ掃除に来ないから！」



「ごめん花子くん」



「でも私、なんでここにいるの？此処
保健室？」


「具合が悪かったんじゃないの？」



「うん、気付いたら此処に…」



「フーン」



「今日はもう帰りな、きっと疲れてるんだよ！」



「そうかな〜？」



「そうだって、気を付けて帰りなよヤシロ」



「わかった！バイバイ花子くん」









「ねぇ、ヤシロに何したの…零番」



(まずい…怒ってる！！)



『え〜とその…』



「言えないようなことをしたの！？」



『ごめんなさい…』



「謝るならヤシロにでしょ！」



「何したの！」


(私が悪いみたい！だって傷はつけてないのに！)



『目が合ったから、寧々が此処に来たという記憶と悩みを消しただけですが！』



『もういいでしょ！！帰って！！』



ガラガラ…ドン



(あぁ〜私なにして…イラついたからって…う〜ぅ、私花子さんに嫌われた〜)



(俺、Aのこと信用してなかった…やってしまった、俺Aに嫌われた〜！)









私、桜木華【花子さん】に顔が合わせずらくなりました…

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