存在価値は私が決める ページ4
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自分の存在価値というものを否定されたとき、人はどう生きればいいのだろう。
諦めて死ねばいいのか。
それとも、粘って粘って、生きることを続けるのか。
答えは人それぞれ。けど、生きたくも死にたくもない人って結構いると思ってる。理不尽で溢れかえる世界で、何も希望を抱く人間しかいない訳じゃない。
人間の幸せと不幸は交互に繰り返される。
そうなることで、世界は成り立つ。
じゃあ、私がずっと苦しいのは、人間じゃないからなのだろうか。
『こんにちわ、ヒーロー。壊理ちゃんのこと助けに来たの？』
にっこり笑っては、強く睨んで返される。
「君は敵連合の…」
『待って。残念だけど、今は戦ってる暇がないの。壊理ちゃんはこの先にいるからさっさと行きなよ』
そんなこと信じられないって、距離を詰めてくる。人が折角教えてあげたのに、失礼な人だ。
別に、裏切れと弔から言われた訳じゃない。これは私個人の私情。マグ姉を殺したことを私は許せない。
根に持つタイプの人間だから。自分で言うのも、あれだけど。
『早く行きなよヒーロー。またあの子を見捨てるの？』
「…君は一体、何なんだ」
私の存在価値は、きっとこうであること。
『__________』
忘れなんてさせない。
私の思いを、もうなかったことにはさせないから。
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霜凪(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！！ (2月27日 17時) (
レス) id: f1844d219c (このIDを非表示/違反報告)
夜桜 - すっごい面白いです！！応援してます！！ (2月27日 12時) (レス) id: 5604d22f8c (このIDを非表示/違反報告)
霜凪(プロフ) - ゆずなさん» ありがとうございます！！ (1月15日 22時) (レス) id: f1844d219c (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - この作品めっちゃ好きです！続き待ってます( *´꒳`* ) (1月15日 22時) (レス) @page1 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霜凪 | 作成日時：2024年1月15日 17時
