Episode５ ページ6
それから私は彼の事を全て聞かせてもらった。
オール・フォー・ワンという敵に呼吸器官半壊、胃袋全摘出という大怪我を負わされたこと。
その影響で現在ヒーローとしての活動時間は３時間が限界なこと。
｢君にこの話をしたのは君が信頼に足る人物だと思ったからだ。
『教えてくれて、ありがとうございます。』
彼が�猜刃造両歡Л瓩噺討个譴討い襪里癲�No.1ヒーローだというのも調べたから分かっていた。
…分かっていたからこそ、この話を聞いて胸を締め付けられた。
｢ま、夜も遅いし今日はこれで帰る。明日遅れんなよ。｣
｢じゃあなーAちゃん！！｣
｢Aくん、また明日ね！｣
部屋から出ていったヒーロー達に手を振って、そそくさと戻る。
明日も早いことだし、今日は取り敢えず寝ることにした。
次の日。
早めに起きて、用意された制服に腕を通す。
前の世界には制服なんて概念が無かったから、なんだか新鮮だ。
朝ごはんを簡単に済ませて、部屋から出ると昨日の御三方が立っていた。
｢おはよう、Aくん！いいね制服似合っているよ！｣
｢おはよう。どうせ最初は職員室で待機だからな、一緒に行くぞ。｣
｢グッモーニン！！Aちゃん制服ちょー似合ってるぜ！！｣
『お、おはようございます。じゃあ一緒に行きましょうか。』
３分ちょっとの道のりを他愛もない話をしながら歩いて学校へと向かう。
職員室に入ると、色んな先生に視線を向けられているのに気づいたけど特に気にすることもなく来客用のソファに座ることにした。
｢そろそろ行くぞ。｣
相澤さんに声を掛けられて、いよいよかと心を弾ませる。
『…遠いですね。』
｢まぁ、雄英だからな。｣
それって理屈なんですか？喉元まで出掛けた言葉を飲み込んで大人しくついていくこと数分。
漸く、教室の前に着いた。
｢席に着け。今日はいつもとちょっと違ぇぞ。
…転校生だ。｣
｢｢｢クソ学校っぽいやつきたあああああ！！｣｣｣
急に聞こえた声に思わず肩を揺らした。
び、びっくりした…心臓に悪い！
｢ほれ、入ってこい。｣
________いよいよだ。
大きな扉に手を掛けて、そのままスライドさせて教室へと一歩を踏み出した。
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槐(プロフ) - れのさん» コメントめちゃくちゃ嬉しいです！もうすぐ続編いきます…笑 (2017年10月19日 16時) (
レス) id: 3f77ac56bb (このIDを非表示/違反報告)
れの - めっちゃ続き楽しみです！更新頑張って下さい！！ (2017年10月19日 1時) (レス) id: c0904a4465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：槐 | 作成日時：2017年9月15日 21時
