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*
「チョコレートフラペチーノに
ブラックコーヒーでお間違い無いでしょうか」
「はい、ありがとうございます」
店員さんから、トレーを受け取って先輩が座っている席へと向かう。こんな風に2人きりでカフェだなんて本当に夢みたいだなぁと染み染みと思いながら、先輩の前に腰掛けた。先輩は私に気付くと、さっきまで読んでいた資料から目を離して私を見上げた。
「お待たせしました！」
「ほんと、何で俺がお前とカフェなんかに……」
「いいじゃないですか、大学で会えない分
今、先輩を思う存分見ておきたいって思っても」
「お前のその変態発言何とかならないの」
「変態だなんて…私は至って正常ですよ」
「どこがだよ」
そう言いながら、コーヒーを勢いよく流し込んでしまったのか、熱さで咽る先輩
「大丈夫ですか？」
そう尋ねれば「別に大丈夫」と口元を拭った。そんな姿さえも可愛いなぁ、と思って甘ったるいチョコレートフラペチーノを口に流し入れた時だった。先輩のテーブルの上にあったスマホがﾌﾞﾌﾞｯと音を立てた
先輩はすぐにそのスマホを手に取ると、先程までの真顔を封印し、口元を僅かに緩ませた。当の本人は顔に出てしまっている事は自覚無いんだろうけど。好きな人の事は嫌でも分かってしまう。きっとメッセージの送り主は先輩の好きな人からだって
「……先輩、凄く嬉しそう。良いなぁ…」
「え？」
「あ、いえ、！何でもないです」
私とした事が、つい心の声が漏れた。ネガティブな事は考えないように、声に出さないようにしているのに。先輩を一瞬にして笑顔にしてしまう、その人が羨ましいだなんて思ってしまった。私は私なりに頑張ってるんだから、その人と比べたりしなくたって良いはずなのに。
……今まで先輩にとって、1番じゃなくても良い、そう思い続けてきたけれど、やっぱり、結構落ち込むなぁ。恋って楽しいだけだと思っていたいのに
その日は何だか“好き”をやめたくなってしまった
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キョン(プロフ) - エリンギ王子さん» 好きだなんて‥ありがとうございます(;_;)私なんかのアドバイスが役に立つかは分かりませんが‥あまり会話だらけにならないように気を付けてます！こういう事しか言えなくてすみません(_ _;)お話作り頑張ってください！ (2018年5月25日 1時) (
レス) id: acf3479b40 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ王子 - 「静かな二人の騒がしい物語」ていうタイトルですできればでいいのでアドバイスお願いします。 (2018年5月23日 23時) (レス) id: ed6a993680 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ王子 - 私もあこがれてしまいます。できればでいいのでアドバイスがほしいな…なんて (2018年5月23日 23時) (レス) id: ed6a993680 (このIDを非表示/違反報告)
エリンギ王子 - ドキドキする一歩引いたような文の感じが好きです。 (2018年5月23日 23時) (レス) id: ed6a993680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キョン
| 作成日時：2018年5月20日 15時
