【セカイ】への扉 (ページ4)

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【不思議の国のアリス】３ページ4

｢.....こんなところに繋がっていたのね....｣

穴から落ちてからは大変だった。

なんだか体が大きくなったり縮んだり。
大変だったわ。

うさぎさんも見てるだけなんだもの。

そうしてかなり道を進んで、見えたのはとても広大な街。

｢すごい....すごいわ｣

｢アリスは初めてここに来た時もそういう風に言ってました。変わらないですね、アリス｣

｢変わるも何も...｣

私はこの街に初めてきたもの。

｢さあ！アリス、帽子屋のところへ行きましょう！きっとお茶会をしているはずです！｣

お茶会。
なんて素敵な響き。
お茶会のときはいつもワクワクしてしまう....

って、あら？

私は初めてここの来たのよね.....

この懐かしい感じは何......？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

｢アリスじゃあないか！！久しぶりだねぇ｣

｢えっと....｣

帽子屋と呼ばれる男の方に会ったのだけれど....
彼はなんだか良く分からない。
気まぐれな方だわ。

気まぐれ....案内人さんが
気まぐれな案内人が二人いるって言っていたけど....
彼....ではないわね。
なんだかそんな感じがするわ。

そこから帽子屋のお茶会を楽しんで、
わたし達はハートの女王のお城へ進むことになった。