8人目はバンギャ。 1

成人式〜皆〜 ページ44

木之本「おー！なぁ！Aおるで！」


《え、Aちゃんおるの？》


A「え、ちょっ、美那！」



木之本「ええやん！みんなと会える機会なんてそうそうないで？」



《わぁ！ほんまにAちゃんや！

デビューおめでと！応援してるで！》


A「あ、ありがとう」


《え、Aちゃん？
わ！本物や！ますますキレイになってぇ…

ほんま頑張ってな！》


A「う、うん！頑張るな？」


《Aちゃん？…》
《Aちゃんおるって…》
《え、本物…》


次から次へと見覚えのある顔ない顔が集まってくる…

でも誰1人として「邪魔」や「要らない」なんて言う人はおらんくて、

「応援してるで」とか「頑張ってな」って
あったかい言葉ばかりをかけてくれる。


なんか…地元ってええなぁ、って思った。




人の波がひと段落して、


「すっごい人気やったね」


木之本「地元のスターやな」


「あー、でもやっぱAの振り袖姿見たかった！」


A「あはは…」


木之本「あ、私そろそろ行かな！
ほなまたね！」


「私も行かな！また会おな！」


A「うん、またね！」




怒涛のような成人式の

約4年後…


年末恒例ジャニーズカウントダウン。


この年は私と大倉は年男年女。



A「んふふっ…」


丸山「あれっ、Aさんご機嫌ですねぇ」


A「ふふっ、まぁな」


安田「もしかして…振り袖？」


A「さっすが安！せーかいっ！」


そう、年男年女の『ウシシ5』として、私は振り袖を着せてもらったのだ


横山「テンション高いなぁ」


A「だって3年越しの振り袖やで！？」


錦戸「そんな着たかったんなら、成人式来ればよかったやん」


大倉「そうやで？なんで行かんかったん？」


A「え…まぁ、まぁな…」


渋谷「濁すなぁ…」


村上「まぁ、あの時期はいろいろあったからな」




A「もしかして次、振り袖着られるかもしれないの…

36…？……恐ろしっ！」

ゲスト〜丸山隆平〜→←成人式〜友人〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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