飲み会 ページ10
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向井「しょっぴーどしたん？なんか元気ないなぁ？」
―――今は、撮影後開かれた飲み会の最中だ。
1時間ほど経過した所で、隣に康二が来て、俺の顔を覗き込んでそう声をかけてくる。
渡辺「いや、別に、大丈夫」
俺は視界の端に映るAに意識が集中しちゃって、とても居心地が悪い。
だけど隣に座るおそらく音声を担当してた男に声をかけられてるAを無視することもできなくて、なんかもう自分でもわけわからないくらいイライラしながら康二に返事をした。
向井「えぇー……絶対大丈夫ちゃうのに……」
そんな不服そうな康二の声を尻目に、俺は対して強くないのに酒を煽るように呑んだ。
―――――――――
――――――
「―――翔太？」
渡辺「んぇ、」
「―――翔太、大丈夫？」
フワフワした意識の中声のする方に視線を送ると、呆れたような心配そうな顔で俺を見つめる涼太がいた。
なんだ、Aじゃないのか。
って！なんだよその思考。なんで頭の中にAが出てくんの。意味わかんねー。
俺は意味わからない思考を一旦止めて、涼太に答える。
渡辺「……ん。だいじょ、ぶ。いま、何時？」
宮舘「23時だよ。そろそろお開きにしようかってなったところ。」
回らない頭で、なんとか今の状況を思い出そうと頭を巡らす。
ハッとした俺はAがいた席を見るけど、もうそこにAの姿はなかった。
渡辺「……んだよ、」
まあ、そうだよな。
Aが俺を気にしてるわけないし。
あの、隣にいた音声の男と一緒に抜けたりしたんだろうか？
……最後まで見とけばよかったな、
見てない分想像が膨らんで、想像の中であの音声の男と一緒に歩くあいつにモヤモヤして、何故か苦しくてたまらなかった。
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たぬ(プロフ) - まいさん» 最後までお読み頂きこちらこそありがとうございます！そして素敵な感想まで…！とってもうれしいです。また是非別の作品も読んでいただける様がんばります！ (5月15日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
まい - とても読み応えがあって、一気に読み終わってしまいました…！とても面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。 (5月14日 20時) (レス) @page48 id: 1f1c71775c (このIDを非表示/違反報告)
たぬ(プロフ) - rinaboyaさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けてすごくうれしいです。更新頑張りますので引き続き読んでいただけたら幸いです。 (2022年6月3日 18時) (レス) @page9 id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
rinaboya(プロフ) - とても見ててドキドキします！！このふたりがこれからどうなるのか楽しみです！！ (2022年6月1日 19時) (レス) @page8 id: a9150a3a31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2022年5月30日 22時
