素直 ページ3
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宮舘「Aさんは高校時代俺ら男子の高嶺の花だったよね。こうしてまた会えて嬉しいよ。」
「いやいや、私なんか全然。宮舘くんや渡辺くんの方こそ。」
涼太がさらっと、あいつを褒める。あいつは少し照れたように否定してて。
確かに高校時代のAは、周りの女とはちがう独特の大人っぽい雰囲気を醸し出していたから、高嶺の花とかなんとか言われてたけど。
今も変わらず、かわいいというより美人系だし、ヘアメイク担当してるだけあって肌も髪もツヤツヤだけど。
涼太の言葉に、うっすら頬を赤くして反応するあいつは、なんて言うか、
……やっぱムカつく。
マネージャーに「積もる話はあると思うんですけど、次の現場まで時間がないから、そろそろヘアメイクにうつってくださいね！」と声をかけられ、ようやく俺もあいつもメンバーからの視線攻撃から逃れる。
そしてあいつも準備に別室へ出ていき、その後順番にメイクと髪のセットに入ることになった。
最初は目黒になったらしい。
なんだか嬉しそうな顔した目黒が、メイクルームに向かう姿を俺は複雑な気持ちで見送った。
そして俺はメンバーから少し離れたところでスマホをいじる。
画面に開かれているLIMEニュースの情報は、正直何も頭に入ってきてないけど。
ここで動揺してる感じ出すのも、なんかダセーじゃん？
宮舘「翔太、よかったね」
そしたら横から突然、声がして。
顔を向けると、なんだかニヤニヤして微笑む涼太がいた。
渡辺「は？」
宮舘「ふふ。今回は、素直になりなよ？」
俺に突然声をかけてきたかと思ったら、涼太は相変わらずわけわかんないこと言って、どこかに行ってしまう。
……なんなんだよ。
素直になる、とか意味わかんねー。
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たぬ(プロフ) - まいさん» 最後までお読み頂きこちらこそありがとうございます！そして素敵な感想まで…！とってもうれしいです。また是非別の作品も読んでいただける様がんばります！ (5月15日 20時) (
レス) id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
まい - とても読み応えがあって、一気に読み終わってしまいました…！とても面白かったです。素敵な作品をありがとうございました。 (5月14日 20時) (レス) @page48 id: 1f1c71775c (このIDを非表示/違反報告)
たぬ(プロフ) - rinaboyaさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けてすごくうれしいです。更新頑張りますので引き続き読んでいただけたら幸いです。 (2022年6月3日 18時) (レス) @page9 id: dc32266bd7 (このIDを非表示/違反報告)
rinaboya(プロフ) - とても見ててドキドキします！！このふたりがこれからどうなるのか楽しみです！！ (2022年6月1日 19時) (レス) @page8 id: a9150a3a31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たぬ | 作成日時：2022年5月30日 22時
