【ハイキュー】ねえ､私はどうしたらいいの…？【青葉城西/及川徹】 (ページ2)

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どうしたらいいの 1 ページ2

｢おはよ～､はるかちゃん｣

｢おう､おはようはるか｣

今日も朝玄関を出て少し歩いた所で､徹とハジメに会う｡

私たちは家が近所なので､小学校からずっと同じ学校であり言ってみれば幼馴染みみたいなものであった｡

中学は私は女子バレー部だったので､行き帰りは別々な時が多かった｡

高校になってから私は男子バレー部のマネージャーになったので､登下校は大体徹とハジメと一緒にしていた｡

部活の話やクラスでの他愛もない話をしながら笑い合い､時折ハジメが徹にチョップをしたりバレーボールをぶつけたりして楽しく過ごしていた｡

練習熱心な徹とハジメに合わせるため､本当は二人より早く学校へ行き朝練の準備をしたかったが､徹が3人で一緒に学校に行って､3人で一緒に準備をしたい…というので､そうすることにしたんだ｡

｢よし｡早く着替えて準備準備｣

徹が部室の鍵を開ける｡

｢はるかちゃんもここで一緒に着替える？｣

冗談混じりに言ってくる徹に､

｢クソ川､はるかは女子だそ？アホなこと言ってんじゃねえぞ､ったく｣

ハジメの拳骨が徹の頭に落とされる｡

｢もう､いったいなぁ…｡岩ちゃんはパワー5リラなんだから…｣

頭を押さえて痛がる徹｡これもいつもの光景である｡

｢うるせぇ､クソ川｡てめぇもパワー5リラだろうが｣

｢それを言うならはるかちゃんだってパワー5リラじゃん｣

｢女子にパワー5リラとか言ってんじゃねえ､とっとと着替えんぞ､クソ川｣

私はそんなやりとりを見てから､女子更衣室へと着替えに向かった｡

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