【wrwrd】君と同棲企画 (ページ34)

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3つ目は心配性なところ
夜コンビニ行こうとすると必ずついてくるし仕事の送り迎えもしてくれる
外に出る時は必ずチーノと一緒だ

『別に1人でも大丈夫なのに』

「なんかあった時守ってやれんやろ？」

『そこまで弱くないし』

「それでもAを一人にしたないねん」

「やから留守番とか絶対させへん」

『家の鍵閉めとけば大丈夫だって』

「なんかあった時どうするん！？」

『心配しすぎだって』

「Aのこと失いたくないんや」

そう言ってチーノはこっちを見てくる
とても悲しそうでつらそうな顔をして
いてもたってもいられず抱きしめると抱き締め返してくれた

最後は、とっても甘えたな所
家にいる時は常にひっつき虫になって離れてくれない
料理する時とかご飯の時は離れてくれるけどソファに座ってテレビ見たり寝る時も常にくっついている

『ねぇ暑い』

「エアコンの温度さげる？」

『そんなことしたら電気代あがる』

『チーノが離れてくれれば済む問題』

「いやや～」

『なんで』

「ずっとくっついてたいやん」

『暑いんだけど』

「そんなん知らん」

『はぁ…』

嬉しいけど暑い！！
しかも自分からひっついてくるくせにゲームに誘われるとすぐ離れる
仕方ないとわかっててもちょっと寂しかったりする

「Aゲームしてくる！」

『ふーん、いってら』

ドタバタと部屋に入ってメンバーのみんなとしているのか笑い声がすごく聞こえる

『寂しいとかいえない…』

チーノのゲーム終わるまで待ってようとソファでテレビを見ていると睡魔が襲ってきて眠ってしまった
ふと目が覚めて辺りをみると寝室でチーノに抱きしめられていた
少し動くと気づいたのかチーノがゆっくりと目を開けてこちらを見る

『ごめん、起こしちゃった？』

「ええよ…でも寂しかった」

『…私だって寂しかったのに』

「ごめんなぁ」

抱きしめる力を強めてくる

『寝よ？』

「このまま寝る…」

『このままで寝よ』

チーノの腕の中でまた夢の世界へ
ずっとこの幸せな生活が続くといいな……