【wrwrd】君と同棲企画 (ページ28)

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「Aさん、同棲は解消しないと行けなくなりました。今、連絡したんで迎えがあと、数分したら来ますのでその人達に着いて行ってください。もし、生きていたら会いましょう」

エーミール先生は何処か悲しげな瞳を見せながら胸ポケットから拳銃を取り出しては構える。
なんでそんな物を持っているのか分からない。

「先生...何を言っているんですか...」
「今日で先生は辞めます。もう、先生じゃないんで最後に名前で呼んでくださいよAさん」

なんて律儀にお願いを言ってくるエーミール先生の手を掴み

「絶対に迎えに来てくださいね。エーミール」
「ええ、勿論ですよ...Aさん」

そう言っては彼は私から離れて窓に走って行く。
先生であるエーミール先生は何処かに消えていく。
先生が居なくなってから数秒してから銃声の音が鳴る。そんな銃声の中、私は先生に言われた通りに迎えを待ち続ける。

そして今日は同棲解消をした。

またいつか、同棲出来る日

彼が迎えに来る日を私は待っています。

「エーミール先生...ちゃんと迎えに来てね

＿＿＿＿バイバイ」