【wrwrd】君と同棲企画 (ページ27)

今日:13 hit、昨日:1 hit、合計:25,786 hit

・ページ27

「Aさんが気にする事は一切無いですよ。私はAさんと一緒にいるのが幸せなのですから」
「そうですか...それならいいのですか」
「えぇ、Aさんのことは私が何を持っても何としても護りますから安心してください。」

心が少し動悸が上がってしまう。
そんなにもかっこいいことを言われるなんて思ってなかったからとても恥ずかしい気持ちになってしまう。

「お皿下げますね」

エーミール先生の目の前にあるお皿を自分が食事をしていたお皿の上に置き、持っていこうとする

「危ない！」

そう言われてエーミール先生に手を引っ張られてしまうとお皿から手を離してしまい地面にお皿形が落ちては割れてしまう。

「まだ、昨日の残りがいたんやな」

エーミール先生の胸の中に抱きよられている状況にとても恥ずかしさを感じてしまう。こんなにも自然と優しく抱きついてるが私を抱えている腕は力強く感じてしまう。

エーミール先生は胸ポケットからスマホを取り出して何処かに連絡をしながら窓を見ている。

視線を床に向けると床には穴が出来ている。
何の跡なのか分からないけどもエーミール先生が漁っている姿だけはわかる。こんなにも焦っているエーミール先生は見たことないのだけども何処かに連絡している姿は先生と言う姿では無い。

とてもイライラしている。
こんなにもイライラとしているエーミール先生は初めて見る。

「エーミ...」

声を出そうとするとエーミール先生は手で口を塞いで話させないようにする。