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同棲し、早3年
いやあ月日は早いもんすね、なんて思いながらのーんびり用意をしてます私。
一方用意が終わって暇してるオスマンはジーっと此方を見つめてきています
鏡越しにぶつかる視線、目があったから運命
元から運命だったわ。
まあ直ぐにふいっと視線そらされましたけど！何処向いてんねん、あ、外ですか、そうですか…
とまあ口には言えないことを思いながら髪を整えたり、顔を洗ったりと忙しい私は海遊館、何処回ろうかな〜なんて呑気に考えていたり
……よし後は着替えるだけか。
☆*☆
【用意が終わった頃】には、遂にはいい歳した大人がブスくれて拗ねてます
…何可愛い、そういうプレイ？てか用意終わったぞ？
『用意終わったから、今から行くよ。海遊館』
「…！ええん？もう12時終わりそうやのに。何時もなら【え、うわー遅なるやん。今日はやめとこ】とか言うから、今日もそうかと思っとったわ」
『私別に心あるからね？気まぐれはまあ気まぐれだけど』
彼の中での私はそう見えていたらしい
あちゃあ、反省反省。まあでも何時もは面倒だからって理由で用意もしないからな
仕事で疲れている体に鞭を打ってまでして、【そこまで行く必要があるのか？】という私の思いも今度伝えてみるとするか
『おっしゃー、久々にジンベエちゃん見るぞ…！』
「海遊館に今居んの雄のジンベエザメやで」
『』
人生山あり谷あり、そんな凸凹な、幸せな私たち
知ってるよ、オスマンが何時も私を起こさない理由。
知ってるよ、オスマンが何時も私に合わせてくれてくれてること。
知ってるよ、何時も我慢ばかりする貴方を。
だから教えて、これからもずっと。
だからずっと傍に居てね。
まあ、そんな事はこっ恥ずかしくて一言も口に出さないんですけど。
「ん、何か言うた？」
『ああ、オスマンが何時になったらアニオタになってくれるかなーって考えてただけ。』
「そんなこと今言うんか…？今はええやろ…ほんまマイペースやなぁ」
まあ、そんなとこも好きやけど。なんて言ったオスマン、あんた、その不意打ち止めてください
チークの下でさらに顔が真っ赤になったじゃないか！！
『アホ！』
「え！？」
この幸せな時間が、きっとこれからも永遠に。
end.
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