【wrwrd】君と同棲企画 (ページ12)

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case5.Osと同棲。ページ12

『………オスマン！』

そんな声から一日が始まった
いや何、普通の其処らでもやっている、夫婦の仲の会話とやらですよ

え、声がうるさい？失礼、つい大声になってしまう体質がこの私Aなのでございます。

さて、私はどうしてこんな声を発したのか、と言われると主な原因は【２つ】

１つ目は寝坊したこと。今日寝坊しなければ朝早くから休日で、【２人】仲良く久々に【海遊館】にでも行こうと先週から決めていたのだが、仕事続きで疲労が溜まっていたのか起きたのは【起きる予定であった】筈の【朝の8時】を大幅に通り越した【朝の10時】である

２つ目は私よりも早起きしていたオスマンが、私を【起こしてくれなかったこと】。理由は面倒だから聞かないがな

机の端の視界に捉えた海遊館のチケットを見るに、余程楽しみにしてんだなオスマン。
寝坊した私が悪いのはまあ一目瞭然ってやつ

まあその代わりぐっすり寝かせてもらえたわけで、眼は気持ちいいほど冴えてるから気分は最高にhighだよ！

__いやあ流石私の夫！！私が早起き出来ないの知ってるもんな、そうかそうか…やっぱいいもんだわ。

何だこの朝からハイテンション過ぎる脳は…と落ち着くために、ため息１つポツリと漏らした

「何や、やっっと起きたんか。」

『そうそうやっと起きましたよ、あんたの大好きなAちゃんです。』

「……」

無視！？無視なのね！？

うん分かった、取り敢えず黙る。

暫しの沈黙、先にこれを破るのはやっぱり私で…『海遊館行ったら何見る？』やら、『やっぱジンベエザメ見に行こうぜ』とか、やたらめったらとオスマンにぺちゃくちゃと話し始める

当のお相手オスマンは、適当に流してます
私の対応にも大分慣れたんだなぁ、と思いましたね

___今日この頃。