メモリー１ ページ30
＿
＿＿
＿＿＿＿＿
「ママ！今日ね！テストが帰ってきたの！見て見て！100点だよ！」
これは、、小学校4年の時の私だ。
母「本当に!?すっごーい！ちぃちゃんお勉強この前頑張ったからだね！」
母さんだ。
あたしが背が小さかったから「ちぃちゃん」って呼んでた頃の母さんだ。
「パパ！ちぃ頑張ったよ！100点だよ！偉いでしょ！」
私は仏壇の写真に写る男性に笑う。
父さんは私が生まれてすぐに倒れて私が小学校1年の頃に逝ってしまった。
図書館の館長さんで、色んなことを知ってて、私にとって父さんは尊敬と目標であった。
逝ってしまったことは悲しくて辛くて沢山泣いた。私も母さんも。
二人で必死に前を向いた。
母さんは本当に強い人だった。
多分、母さんにとって私を育てることは心細い事だったろうに、誰にも頼らないで仕事を見つけて、絶対に私の手を離さないでいてくれた。
だから、私もそれに応えたくて、努力して、テストも運動もお手伝いも頑張った。
私も母さんもそれでも幸せだった。
だって、父さんがいつも言ってたから。
この言葉は寝る前のおまじないだった。
『一歩お疲れ、さぁまた明日一歩』
幸せだったのに。
世界はこんなひどく小さな私達を見つけて噛み付いてきた。
＿＿
＿
少女「Aちゃん！今日も遊ぼ！」
「うん！今行くね！」
私は仲のいい子がその時はいた。
4人で学校でお話したり、校庭で鬼ごっことか縄跳びとかいっぱいした。
「あ、ごめん。帰らないと、ママが遅いから早めに帰らないとダメなの…。」
この時は少し寂しかった。
みんなと一緒にいたいと思えた。
母さんだけ負担にさせるわけには行かなかったから小さいながらに我慢してた。
少女１「そっか〜Aちゃんまた明日ね！」
少女2、3「「ばいばーい！」」
「みんなもまたね〜！」
そうやって走ってランドセルを背負って家まで走って帰るのが日課だった。
けど、
こんな優しい世界も続かなかった。
容易く粉々にそして、地獄になった。
全部、アレからだった。
アイツから言われた一言からだった。
「海堂さん、今日の放課後お話いいかい？」
優しそうに微笑む生徒に人気で
私のクラスの副担任。
30そこらの身長の高い先生。
名前は佐原先生。
彼が私の世界に灰色のフィルターをかけた。
＿＿＿＿
どーも
元はねこの者です。
主様の過去です。次どぎついっす。ｳｨｯｽ
もし、R指定しろって方おられたらすぐ言ってもらいたいです。お願い致します。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 295人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
