偶然の再開 ページ24
私はいつもと同じ道を通り、場所に向かう。
一つ違うものと言ったら心のモヤモヤとした整理のつかない昨日のことである。
学校に行く中で、グルッペンの顔がぼんやり出てくる。
私は多分彼らしくない悲しい顔がまるで別人だったことにひどく怯えてしまっていたのだ。
彼は何が悲しいのか。
部長と話したから？
いや多分。
自分の立場が普通じゃないと思われることが怖い。
私は1人結論をだした。
何となく分かるような気のする問題ではある。
人と違うこと一般にはなれない、つまり、特殊であり続けるということ。
それはみんなから視線を集めたままだってこととだ。それはしんどい。
教室のトビラを開ければたくさんの子から笑顔でおはようと声が飛び交う。
ニコニコと返事をして自分の席につく。
彼はまだ来ていないようだ。
早く普段の真顔な素っ気ない挨拶を聞いて楽になりたい。
だが、結局彼はこの日学校に来なかった。
私は彼がいない放課後、今日の部活は一応自主参加となっている。何となく図書室に行こうと思った。放課後の彼の姿を思い出したからだろう。それに今日は描く気分じゃない。図書室に行くと静かで人がいない事が確認できる。
私は新しく入った本をひと通り見ていた。あ、これ借りようかな。カウンターには誰もいない。どうしよう。
すると、カウンター置くから、コーヒーの濃厚な匂いがしている気がした。
誰かいる？
私はコンコンと扉をノックする。
「誰かいらっしゃいますか？」
すると中から
？「何用ですか？」
優しい男性の声が聞こえた。
「えっと、、本を、借りたいのですが。」
中の人は、あぁ、と言ってつづけた。
「すいません。そっちにハンコを持っていったりしていないので入ってきて貰ってもいいですか？こちらで貸出します。」
「あ、はい。」
ドアノブを回して中に入ると、先程のコーヒーの匂いがハッキリとした。
そして、茶色のソファとテーブルの間で貸出のハンコの準備をしている男性は＿
「英治くん？」
英治「え？Aちゃん!?この高校いってたん!?」
彼は私の再従兄弟のお兄さん川村英治(カワムラエイジ)でした。
彼はいつもの清潔感漂う後頭部に手を置いてすっかり目を開ききっている。
私も驚いていながら少し嬉しくもあり、何でここにいるのかと頬を紅くしながらきいた。
英治「ちょっと前にこっち配属されたんだ。でもこの前一応紹介してたと思うんだけど？」
「ごめん。多分面倒でその日学校いってないw」
英治「おい。」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
