2度目のこんにちわ。 ページ3
なんというか、私は有名だったらしい。
何人かに「Aちゃんだよね！ずっと話したかったんだー！」と猫なで声で言われた。
最初からこういう人いると楽ねぇ。
わぁ、ありがとう！っていつものように笑えば相手は嬉しそうに話し出す。
いやぁ、簡単な女だこと。
先生が来たが何故だか私の隣の席に人影はない。
先生「あ？おい、野浜どうした？」
そういった途端、喋っていた周りが一気に静かになった。
え？なに？だれ？
しん、としていた教室を打ち破るようにドアの引く音がなった。
そこにはさっきの紅い瞳の男がいた。
先生「お、野浜なんで遅れた？」
野浜？「遅れた？あぁ、すいません。時間は見てませんでした。気をつけます。」
この低い声、でも、なんというか。
さっきと違う。
先生「そうか、気をつけなさい…」
え？それだけ？
普通もっとグチグチ言わない？
なんだこいつ。
これ、どう見たって先生怯えてるやん。
あいつがわたしの隣の席についたため、今までと同じ笑顔で話しかけた。
「どうも、さっきぶりですね。」
彼は私を見て、あぁ、といってから。
野浜「そうだな、同じクラスとは知らなかった。」
なんだこの人。
ホントにさっき桜の木であった人？
なんか、全然違う雰囲気だな。
この人はみんなの前ではこうなんだろうか。
お互い大変だねぇ。
「私、海堂A。よろしくね。」
そう、また微笑むと、彼は無表情でしかも、こちらも見ない。
野浜「あぁ、よろしく。
俺は野浜巡(ヤハマ メグル)だ。」
その後、SHRが終わると彼は席を立ち、私の友人(笑)の方々が駆け寄ってきた。
女1「Aちゃん、大丈夫だった？」
大丈夫だった？とは？
「何が？」
キョトンとしている。
これはガチで？となった。
女2「だって、隣のあの人、親が学校に援助してるから先生たちも頭上がらないらしいよ？だから、あの人に目をつけられるとやばいって。」
なるほど、そういう家柄なんか。
ほぉ〜、すげぇ〜。
でも、ならば、尚更＿＿＿＿
「それだけ？」
コロンと首をかしげて笑う。
彼女達は、驚愕したのか口を丸く開けて目を私から逸らせなくなっている。
そういう奴がいるんだったら、余計にちょっかいかけたくならない？
「だって、野浜君のことよく知らないのに決めつけるのってもったいないよ？
私は仲良くなりたいな。」
彼女達は少し焦りながら、本能的に思ってくれたのだろう。
《この子を敵にまわすのは危険である》と。
＿＿
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
