何してんの? ページ20
〇●▽▼=モブです。
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〇「A先輩こんにちわ!」
●「こ、こんにちわ!」
「あぁ、はい。こんにちわ。」
一日の授業が終わり、学生第二の本文の部活の時間。
私は掃除もなかったため早々に来て、次の作品のキャンパスを作り終わったところである。
「流石にちょっと大変だな。」
〇「キャンパス張りって大変ですよねぇ。」
▽「でも、Aさんは作るの上手だよ。」
「フフ、ありがとうございます。先輩にそう言われるのは嬉しいです。」
全くめんどい。
特にこの男の先輩喋るの大好きなの?
早く自分のやりなって。
部長「じゃぁ、クロッキー5分やったら各自それぞれの作品に入ってくださいね。今日のクロッキーのモデルは●さんね。そこの台上がって、ん〜じゃぁ、顔こっちに向けて体はこうね。」
唯一信頼している部長の神田先輩。
男のくせに随分繊細な作品だから驚く。
うるさい先輩も部長の前じゃ無駄口少ないし。
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部長「はい。じゃあ、クロッキーおわり。早速作品取りかかってね。」
私は作り終わったキャンパスを先生にOKをもらった構図を描くために持って美術室をさっさと出た。
重たいイーゼルとキャンパス、水彩色鉛筆、水入りバケツ、拭くもの。
よし、準備完了。
私が描こうとしたのは教室の窓側の私の席。
まず、縦と横に線を入れていく。そして、描く。一つの四角に囲った線の中にゆっくり風景を再現する。
絵を描いていると、目が冴える。
どこがどこに向かってるとかどう曲がるかとか。そうすると、集中しっぱなしになる。
グ「随分綺麗に線を描くんだな。」
耳に心地いい綺麗な深海のような低い声。
集中していた私が初めて誰かに呼ばれて戻ってきた。それに驚きながらも、声をかけた者に目を向ける。
「…グルッペン。」
グ「うむ。その名の方で呼ぶのも慣れてきたな。」
大人びた喋り方をしている彼だが、彼自身の雰囲気もただの高校生とは思えないだろう。彼は私の座る椅子の近くに椅子を置き、キャンパスを見つめる。
「なんでここに?君は部活してなかったでしょ?なんで帰ってないのさ。」
彼に話しかけながらゆっくりキャンパスに線は増えていく。
グ「図書室で読書をしていたところ、お前が部活動に精を出していたからな。見に来たのさ。」
「でも楽しくないでしょ?初めは全然進まないし。」
私は、はぁ、とため息をついてるいうと彼はキョトンとしていった。
「いや?絵はいつでも完成しているだろう?」
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D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時