第四技能チェック終了 ページ17
オ「な、どんだけ運いいよ。」
「運じゃないですよ。」
オ「は？」
ト「Aさん、運じゃないってどういうことや、イカサマは俺してないで。」
「えぇ、トントン君にはイカサマをして貰ってないし、私もしてません。ただ、私はこのカード配置に来るように設定してもらっただけです。」
彼らの困惑した顔は全く理解していないのだろう。すると背後から声が漏れた。
？「パーフェクトシャッフル、、やろ？」
誰かは知らない。
多分まだ名乗って無い人だ。
「正解です。まず、オスマンさんはこのカードを真新しい箱から出しましたね。そして私のイカサマしないで、と言った事で多分、私がいない間はカードに触っていません。つまり、カードがマークごとに順番に並んだ状態ということです。」
自分のカードをスルスルと指でなぞりながら淡々と説明していく。
「そして、これが決めてです。トントン君はパーフェクトシャッフルをしている。」
ト「…そうやけど、別にお前の勝利は関係ないはずやで。」
彼は自分によってオスマンの方に負けさせようとした訳じゃないとはっきり言いたいようだが、そんなことは私も承知している。
「そう、これはトントン君がパーフェクトシャッフルしたから私が勝つわけじゃない。私の頭も必要です。」
ここまで言って、オスマンがガタッと立ち上ががる。そして、ニコニコしていたあの顔からニタリと笑いに変わった。
オ「まさか、カードを覚えてるんか。」
「yesです。私はおおよそカードの最初の状態の並びを把握してます。それからは頭フル回転です。このゲームは使ったカードは捨て札として2ゲーム目で使用しません、そして、カードのシャッフル回数も律儀なトントン君はきっと同じ回数にするだろうと踏んだということです。まぁ、回数が変化していたら、どうかは分かりませんけど。そこは運ですね。」
私は最後言い終わると唖然としているトントンに笑顔を向ける。
あと、とオスマンさんに向き直る。
「あんなSignはいりませんよ。」
オ「そこも見破ったのね。」
「よかった時は指でカードをなぞる。悪い時はくちびるを触るでよろしかったでしょうか？」
オ「正解。お見事やでAちゃん！本当はな、それ見破ったら終わりなんやけどまさか勝たれてしまうとは思わんかったわww」
彼は実に愉快そうに、私の席に近づいた。
そして、案の定抱きつかれた。
「あの、離れてください。」
オ「嫌や〜タメ語でマンちゃん呼びしてくれなきゃ嫌や〜」
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D(プロフ) - ルキさん» はい！実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです！ご質問ありがとうございます！よりよい話になるよう精進致します！ (2019年6月20日 16時) (
レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです！欝じゃなくて鬱ですよ…！わざとそうしてるのならすいません…！ (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください！ (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ x他2人 | 作成日時：2017年4月15日 16時
