第二技能チェック終了 ページ12
男子と女子の体格差は頑張っても埋められないようだ。
コネシマの胸にすっぽり入るとは。
こいつほんと、身長あるな。
「…あのさ、もう、離れない?」
いつまでもぎゅーと抱擁されっぱなしだったため、私からいう。一気に静かになんだもん。
コ「あ!そか!すまんな!ほな、みんなんとこ行こな!」
パッと今目を覚めたように私の肩に埋もれてた頭をあげて、顔をクシャっ笑って私の手を引っ張った。
なんつうか、すごい、落差?みたいなものが今垣間見えた気がするわ。
コ「つーかまーえたー!!!」
うあ、声でかい。
なるほど、これは上の階の人も気づくわ。
ガラッ____
コ「ただいま!すごかったで!頭ええってのはほんまや!いっぱい食わされたわ!」
ガッハッハッと笑っているが、こっちは笑える気なんてない。怖かった。
「あ、それで何分でしたか?持久力って感じでしたけど、私全然走る気無かったわごめんなさいね。」
シャオロンへと目線を移動し、聞く。
シャ「おう!なんとなんと!8分50秒!女の子にしてわやるな!」
うわ、10分にもいってないやんけ。
え、普通に悔しい。
それが疲れによる気の緩みからか顔に出てたらしい。コネシマに頬をつんつんされて、そんな顔すんなや〜っと二タニタされた。腹立つ。
ゾ「じゃ、次はオレとやな。」
いつの間にか頭に手を置かれ背後に立たれたため、私の心臓バックバクしてますよゾムさん。
何してくれんだよほんと。顔は真顔になってますけど。
「何をするんでしょうか?」
頭に置かれた手を叩いて聞く。
まさかの反応の薄さに少しつまんなそうにしたが、まぁええか、とため息をついた。
ゾ「オレとやるんわスーパーボール避けや」
なにそれ聞いたことないよ。
え?それどんなテスト?予測できん。
ゾ「簡単に説明するとオレがお前とこの階の放送室にいって、そこでこの親指と中指で丸を作るくらいのスーパーボールをオレが5個投げる。んで、お前はそれを避け続けるってことや。それでまぁ、どんくらいもつかみるんや。オーケー?」
「成程、理解出来たし、なら、早速放送室にいこ((っ!?」
また背後から抱きつかれた。
このいい匂いはオスマンさんだね。(おい。
オ「ほんなら、終わったら俺とテストやろな〜」
「あ、はい。あの、離れてください(汗)」
ひ「マンちゃんやめなさい。あ、海堂。俺とのテストは最後で、ここじゃできないから。」
「そっか、わかった。」
そして、私はゾムと放送室向かった。
295人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
D(プロフ) - ルキさん» はい!実は個人的にどっちにしようか悩んでなんか他の方々と同じ書き方するのつまらんと思ったしだいです!ご質問ありがとうございます!よりよい話になるよう精進致します! (2019年6月20日 16時) (レス) id: 5255f6ffa2 (このIDを非表示/違反報告)
ルキ - めちゃおもろいです!欝じゃなくて鬱ですよ…!わざとそうしてるのならすいません…! (2019年6月16日 2時) (レス) id: f38841be90 (このIDを非表示/違反報告)
晃夜(プロフ) - ハルさん» 読んでくれてありがとうございます。更新遅くてすいません。早めに投稿できるよう善処します。好きです。笑 (2018年3月6日 14時) (レス) id: 153c465e30 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 好きです 頑張ってください! (2018年3月6日 6時) (レス) id: 9915f5d63f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねこ x他2人 | 作成日時:2017年4月15日 16時