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37 助けて、、、、 ページ7

〜Aside〜


屋上に行って、私は空を見上げる。

相変わらず雨は降っていたけど、それを綺麗と思っていた、、、、、、






もう、、、、
なんで、、、、、、、、




雅音の態度が急に変わったの、、、、、









もう、、、、、、









姉さんにも嫌われたみたいだし、、、、、、









生きる意味なんて、、、、
ないや、、、、









無一郎、、、、






こんな時には、、、助けてくれるのは、、、、
貴方だよね、、、、









どうなの、、、、?









私のこと、助けてよ、、、、、、









と、その時、扉がガチャっと開いて、
有一郎が入ってきた。




なんで来るの?

私を責めるため?




教室に連れ戻そうとでも、しているの?



止めてよ、、、、来ないで、、、




責めないで、、、





私は、何も悪くないもの、、、、、




でも、違った。
有一郎が発した言葉は、私が思っていたものと、全く違った、、、

有「知ってるよ、、、
お前はしていないこと。
雅音が言ったことは、嘘だ!

信じているからな。






俺よりも無一郎の方が安心するかもしれないが、、、
俺は信じてる、、、、

ずーっとここに居たら、風邪ひくぞ?

とりあえず屋根のある所まで行かないか?



教室に戻れとは言わない。」






その言葉を聞いて、私は少しだけ安心することが出来た。

誰にも信用されていないのと、一人でも信用してくれているのとでは、
天と地ほどの差がある。





ありがたいな、、、


わざわざ教室を出て、濡れるのも承知でこっちまで来てくれて、、、









有一郎も信頼できる人、、、




私はHR終了のチャイムが鳴るまで、有一郎と屋上に続く階段でおしゃべりしていた。

そうしたら、終了のチャイムが鳴るころには、幾分か気持ちが落ち着いていた。








私は荷物を取る為に、一度青竹組に戻ることにした。




勿論皆が帰っただろう頃にね、、、









ーーーーー
私が下駄箱に行った時には、無一郎はもうとっくに来ていて、
悪いなと思った


私は悲しみなどの、負の感情を捨てるために、
ぎゅうっと無一郎に抱きつく。


無一郎は一瞬、驚いて、固まったけれど、
すぐにそっと抱きしめ返してくれた。



A『無一郎、うわあああん!!!(泣)』


無「どうしたの?
でも、Aから抱きついてくるって
珍しいね。」


A『雅音がね、、、、』

無「そうだったんだ。
僕はいつでも味方だからね。」

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♪kazune☆彡(プロフ) - minaさん» ポッキー出たら良いですね! (2021年11月18日 6時) (レス) id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
mina - ポッキー!今日のおやつは何だろな〜 (2021年11月17日 17時) (レス) @page45 id: b59e02eebb (このIDを非表示/違反報告)
♪kazune☆彡(プロフ) - こえさくさん» 美味しいですよね。トマト味とかサラダ味とか色々な味があって、美味しいですよね。 (2021年11月15日 16時) (レス) @page45 id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
こえさく - コメント失礼致します。私はプリッツ派です!! (2021年11月14日 0時) (レス) id: fcbbde9f9c (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - ♪kazune☆彡さん» こちらこそお久しぶりです!すみません、仕事があったので気付きませんでした…。はい、リクエストと言ってもいいですよ! (2021年11月6日 17時) (レス) id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪kazune☆彡 | 作成日時:2021年5月5日 21時

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