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42 狂いだす運命2 ページ12

竈門さん達に教室の前まで連れて行ってもらって、
お礼を言おうとした時に気づいた。

A『竈門先輩って、もしかして禰豆子の
お兄さんですか?』

炭「ああそうだ。禰豆子と仲良くしてくれてるのか?
ありがとうな。(ニコッ)」



禰豆子もそうだけど、竈門先輩の笑顔って、
太陽みたいだよね。
こっちまで心が洗われるような、、、、


私はなんだか清々しい気分になって、
笑顔でお礼を言って、姉さんのクラスの方に一歩踏み出した。








その笑顔に嘴平先輩は“ホワホワ”して、
その他の二人は、“顔を赤く染めていた”ことを、
私は知らない。




−−−−−−
もうすぐ昼休みが終わってしまうということも
あってか、教室は活気づいていた。






教室の扉のところで姉さんを呼べば、
顔をしかめた姉さんが来た。








そうなることは薄々分かっていたけど、やっぱり
悲しい、、、、。









用件を伝えようと一歩近づくと、









“バチン!!!!”と、とてつもなく大きな音が静かな教室に鳴り響く。






私が姉さんに叩かれた事に気づいたのは、
その数秒後、頬のジンジンした痛みからだった、、、









私は姉さんに叩かれた理由が分からず、
立ち尽くす事しか出来なかった。





し「もう、いい加減にやめて下さい。
、、、貴方が血が繋がった妹だと思うと、
吐き気がします。もう、、、、
  胡蝶を、名乗らないで下さい、、、、」







それは、姉さんからの、はっきりとした拒絶だった。









私は訳もわからないことをいきなり言われて、
頭に?を浮かべるばかりだった。






しのぶ姉さんにはその?が見えていたのか、


し「貴方も分かっているでしょうに。
しつこいですね」と言われた。


なに、、?









何で、、、。









いつも、いつも、、、。









何で理不尽な理由で、拒絶するの、、、?









もう、知らない、、、、。









姉さんなんて、雅音なんて、、、、、。








A『大っ嫌いだ、、、。』









もう、人なんか、
人の言葉なんか、信じない、、、。








どうせ、何言っても裏切るんでしょ?





その日から、私は壊れてしまった、、、。









叩かれた頬より、心が痛かったんだ、、、、、、







その痛みは日に日に増していき、





無視できなくなった。









嫌いだけど、大切な家族。





矛盾した感情に心が追いつかない、、、、

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♪kazune☆彡(プロフ) - minaさん» ポッキー出たら良いですね! (2021年11月18日 6時) (レス) id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
mina - ポッキー!今日のおやつは何だろな〜 (2021年11月17日 17時) (レス) @page45 id: b59e02eebb (このIDを非表示/違反報告)
♪kazune☆彡(プロフ) - こえさくさん» 美味しいですよね。トマト味とかサラダ味とか色々な味があって、美味しいですよね。 (2021年11月15日 16時) (レス) @page45 id: 7c1ce86933 (このIDを非表示/違反報告)
こえさく - コメント失礼致します。私はプリッツ派です!! (2021年11月14日 0時) (レス) id: fcbbde9f9c (このIDを非表示/違反報告)
アマリス(プロフ) - ♪kazune☆彡さん» こちらこそお久しぶりです!すみません、仕事があったので気付きませんでした…。はい、リクエストと言ってもいいですよ! (2021年11月6日 17時) (レス) id: 7d0074fb6d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:♪kazune☆彡 | 作成日時:2021年5月5日 21時

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