時透無一郎の許嫁 弐

５８　残酷 ページ35

〜胡蝶Aside〜

雪「ふふっ。大丈夫よ。
この人は、病院送りになるから。」




え？
どういうこと？

有「Aに指一本触れようものなら、
腕が飛ぶだろうな。」




物騒だよ、有一郎。
あ、証拠動画撮ってくれてるんだ。
これで逮捕されるだろうね。

無「この人、知ってる、、、かも。」


A『私も見たことあるような、、、
ねえ、貴方誰？』


？？「俺はな、世の中の歪んだところを直す為に
生まれてきた、利根川 箕郷(とねがわ みさと)だ。お前らは、歪んでんだよ！」


無「はぁ？！お前、何言ってんだよ！
歪んでんのはお前だ。人を●す？
頭、腐ってるんですか？」


A『ねえ、貴方、竈門先輩のご友人ですよね。
そして、傷つけたのも貴方。

貴方達(・)は、友人を傷つけるのがご趣味で？』






ああ、こんなに怒りを感じたのは、いつぶりだろう。









バラバラに起こったいくつかの出来事が線を結び、
一つの真実を照らす。






人の心を利用するなんて、最低ね、貴方達は。







体に鈍い痛みを感じ、気づいた時には
地面に体が打ち付けられていた。









雪「貴方とは絶交よ。」






沈みゆく記憶の中、告げられた運命は、、、、、









残酷だった。



無「A！」








聞こえた声は、、、、、
キット幻聴。









私には、、残酷な人生しか、、、、、、、
合わないのかもね、、、、。




ーーーーー

正体不明の人は、？１、？２、？３のように変えて、誰が同一人物か、判るようにしました。


曖昧にしてしまって、すみませんでした。

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