時透無一郎の許嫁 弐

４９　専属探偵 ページ19

それから数週間後、
Aさんに近い人物がやられるという噂が立った。

ーーーーー

A『ねえ、犯人どんだけタチ悪いの？！
私に直接害は加えなくて、周りだけ標的にして、
実害っていっても、噂で精神的苦痛くらいじゃん、、

あ、オリンピックに出られなくする為とか、、、？』


有「それなら雅音の指示か？」




A『うーん、、、
どうだろう、、、？
私に負けたっていう事を根に持っている可能性は
あるけど、、、、、

自分が犠牲になって、他の人に止めを刺してもらうとか、、？
それなら犯人が複数の可能性が出てきたね、、、。

こんなに手の込んだ事、一人じゃ出来ないよ。』



禰「お兄ちゃんがやられて、犯人が分かるかもって
思ったんだけど、覚えていないって、、、、。」



A『ああ、あの時ね、、、
確か、我妻先輩も同時に被害を受けて、その後、、、
あれは思い出したく無いわ〜。』

有「どうしたんだ？」


A『めっちゃ真剣な顔して、告白された。』

有・禰「「え？！」」

ーーーーー

？１「我妻さん、竈門さん、ちょっといいですか？」


竈「ああ、いいぞ。」


善「？貴方は、、、？」




？１「俺は？？です。
ちょっとAさんのことについて聞きたくて、、、

あ、大丈夫ですよ。
質問の回答は、他言しませんからww」



？１「ーーーーーー」


善「−−−−」


竈「ーーーーーーーー。」



？？「ーーーーー」


善「うー」

バタッ


竈「えっ？」

バタン





二人ともが倒れた事を確認して、
一応対応する？？さん。




大声で人を呼ぶと、彼らが敵としているAさんもやってきた。




自分は何も出来ないから人を呼んでくると言って、
その場を立ち去る。







ポケットからスマホを出して、どこかへ連絡を入れる。









その横顔には達成感が溢れていた。




ーーーーー
A『最近ずっと私の周辺の人が被害に遭っていて、それで私のせいにされているんだよね、、、。』


有「ああ、それで、今回の件について
専属探偵を雇うことにした。」




A『専属探偵？』
禰「え？」





有「それぞれ俺ら三人、そして我妻先輩と竈門先輩。
無一郎に雅音、若葉さんに沢華さん、霧川さんに
榊原、それにしのぶさんに付いてもらっている。
１５人雇っているから三人余ってしまったが、
他に容疑者が出てきたらついてもらう予定だ。」


禰「何で私達まで？」


有「ちょっと待ってくれ。
彼らがその人達だ。」

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