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同期41 ページ41

そう言って



扉の影に隠れていた人を全面に押し出す




「さっき言うてたことモンチに話してみ?

モンチは

Aちゃんの話しっかり聞くんやで

ほな、お節介な先輩は帰るわ〜」









照史さん、そう来たかーーーー








だから、今日は個室の居酒屋にしたんだ






「お疲れ

えっとぉ……照史くんと何話してたん?」





「…えっ…あ〜…う〜ん…なんて言うか…」





目泳ぎすぎちゃって、



どこを見て良いか分からないし、



どんどん顔が赤くなってくるのが分かる






落ち着かなく動かしてた手に



トモの手が重なってくる。




さっきまで落ち着かなく動いてた私の手が


石になったみたいに固まる。





トモの手の温かさで


自分の手の冷たさがより際立って感じる。






「言えへんこと?」





真っ直ぐ見つめるトモの瞳と目が合い、



首を力いっぱい横に振り、否定する。




「…あのね、こうやってトモに触られると

ドキドキするの

でも、イヤなドキドキじゃないの」







大きく息を吸って、


握られてた手を少し強く握り返す




「トモのこと好き……かも」




「…かも?」




「だって〜久しく恋愛してないから〜

分かんなくなっちゃった〜

でも、たぶん好きだと思う

……じゃダメ?」




「まぁ、ええわ

これからどんだけ好きか分からしたるから〜」









【おわり】

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こあゆ(プロフ) - まやさん» コメントありがとうございます(^o^)神ちゃんメインは初ですが、私も作ってて神ちゃんのかわいらしさにやられ、作ってて楽しいです。毎回カメ更新ですが、なるべく更新頑張ります! (2019年1月28日 22時) (レス) id: 3aba739ac8 (このIDを非表示/違反報告)
まや - こんにちは!このお話とっても好きです!いつもはこのまま神ちゃんおちにはならなそうな悔しいところですが、神山担にはたまらない作品です。オカンな神ちゃん大好きです!更新楽しみにしています♪ (2019年1月13日 1時) (レス) id: 861c443dd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こあゆ | 作成日時:2018年4月28日 13時

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