2話 ページ2
｢オール…マイト…｣
｢……待ったよヒーロー
社会のゴミめ……！！｣
オールマイトは怯える敵を一瞬で倒し、
相澤先生を救出する。
｢すまない…相澤くん｣
オールマイトと目が合う
刹那
風の音とともに僕らは一瞬で
オールマイトに抱えられていた。
｢相澤くんを頼んだ
意識がない！早く！！｣
2人が入口の方へ向かっても
僕はしばらく動くことが出来なかった。
敵が何かブツブツと呟く。
｢オールマイト駄目です！
あの脳みそ敵ワンフォ…
僕の腕が折れないぐらいの力だけど
ビクともしなかった。きっと…あいつ…｣
｢緑谷少年！
────大丈夫！！｣
何も出来ない自分が悔しいけど、
オールマイトの言葉にはそう信じさせてくれる
『何か』があった。
相澤先生に肩をかして
入口の方へ向かう。
少しするとオールマイトが脳みそ敵に
バックドロップを決めて土煙が上がる。
一気に空気が緩む。
殺す算段があるのかもしれない…
それでも今、僕らは何をできるでもないんだ。
敵の憶測よりオールマイトを信じるんだ
｢やれぇ！｣
隣で峰田くんが声を張り上げる。
────僕だけが知っている！
オールマイトの秘密と
そして、ピンチを！！
オールマイトのバックドロップは
脳みそ敵に全く効いていなかった。
黒いモヤモヤした敵の個性によって…
それどころか指を傷口に突き刺し、
逆にダメージを与えていた。
｢君ら…初犯でこれは、覚悟しろよ…！｣
オールマイトの体は個性によって
中途半端に出ていてその状態で締め付けられている。
｢っ！！｣
オールマイトのところへ駆け出そうとした。
────その時
脳みそ敵のすぐ横に雷が落ちた。
上鳴くんかと思ったが、それは無い。
彼は電気を放出するのであって
雷を落とす個性ではない。
なら、一体誰の個性だ……！
『その人は殺しちゃ駄目です』
幼さを残した冷たい声が聞こえた。
声のした方を見るとそこには
オールマイトのような金色の髪の女の子がいた。
その子はゆっくりと
オールマイトの元へと歩む。
『大丈夫です？』
『私はもうすぐ14歳なんです
あ…私のこと覚えてるです？』
オールマイトは硬直していた。
続く (更新停止中)
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ののいろ系女子(プロフ) - 続き楽しみです！更新お願いします！ (2020年2月2日 22時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください…！「実在の人物…」という項目のチェックを外すと外せますよ！ (2019年9月27日 18時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
BAL - オリフラはずした方がいいですね！はい！ (2019年9月25日 20時) (レス) id: f7413989db (このIDを非表示/違反報告)
るうなし(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年9月22日 13時) (レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - オリジナル外したほうがいいですよ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：安定の安定 | 作成日時：2018年7月16日 19時
