1話 ページ1
可笑しい。
何が、と問われれば全てだ。
僕らは災害や事故を想定して13号先生が作ったという
演習場に来ていた。なのに突然敵が現れて個性で
数名を残しバラバラにされてしまった…！！
敵を倒した僕と峰田くん、そして蛙吹さんは広場の方の様子を伺う。
先生の背後に迫った脳が剥き出しになった敵が
先生に馬乗りになって先生の両腕を折る。
｢…ゲームオーバーか｣
突然敵のの一人がそんなことを呟く
ゲームオーバー？
何だ…何考えてるんだあいつら
｢…平和の象徴としての教示を少しでも
…へし折って帰ろう！！｣
全てがスローモーションに見えた。
敵が僕らの目の前に現れたのも、
相澤先生が個性を発動するのも、
蛙吹さんの頭が敵に鷲掴みにされかけるのも。
そして、それを見ることしか出来ない
ノロマな僕も。
｢ﾁｯ…イレイザーヘッド｣
相澤先生の頭が地面に叩きつけられる。
｢がっ…！｣
｢手、離せ！！！｣
僕は飛び上がり、
右手に力をこめる。
｢スマッシュ…！！｣
パンチの風圧でガラスが割れる。
────が
｢っ！？｣
僕の拳は易々と止められてしまう。
敵の目が僕に焦点を合わせる。
｢なっ…！？｣
右手を掴まれそのまま引っ張られる
｢うわぁぁぁぁ｣
目の前に脳が剥き出しの敵の手が見える。
僕達が先生でさえ覆われていく悪意と暗闇に
────駄目だ。
そう思った時、
ドアを蹴破る音が聞こえた。
｢もう、大丈夫！
────私が来た！！｣
いつも僕が憧れている
聞きなれた声がした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 137人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ののいろ系女子(プロフ) - 続き楽しみです！更新お願いします！ (2020年2月2日 22時) (
レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
エユ（このみ☆）(プロフ) - オリジナルフラグ、外してください…！「実在の人物…」という項目のチェックを外すと外せますよ！ (2019年9月27日 18時) (レス) id: f90d9ba581 (このIDを非表示/違反報告)
BAL - オリフラはずした方がいいですね！はい！ (2019年9月25日 20時) (レス) id: f7413989db (このIDを非表示/違反報告)
るうなし(プロフ) - 続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2019年9月22日 13時) (レス) id: ecfcc4e1dd (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - オリジナル外したほうがいいですよ (2018年9月11日 13時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：安定の安定 | 作成日時：2018年7月16日 19時
