ダジャレ！？動物園 (ページ1)

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ダジャレ動物園ページ1

～Aside～

『あー暑い！！』

兄「当ったり前だろ…夏なんだから」

えー…私の名前はA…
今訳あってお兄ちゃんと外出しています。
まぁ訳あってって言ってもお兄ちゃんに無理矢理外に出されただけなんだけどね！？
ホントはゲームしてたかったのに…
この暇人！ニート！帰宅部！交際歴ゼェェェェェェロォォォ！！！

兄「なぁA…今なんか言ったかぁ？？」

どうやら私のお兄ちゃんには超能力があるらしい。

『えええ？なぁんにも言ってないよぉ？？？』

兄「だ・よ・なぁ？？」

なんだこの厭味ったらしい兄妹の会話は…

兄「ん！着いたぞ！」

そういや無理矢理お兄ちゃんに外に引っ張り出されたけど、何処に行くか聞いてなかったや…
いったい何処に…

「ダジャレ動物園」

これを見た瞬間、私は凍り付いた。そして同時に怒りか何かわからない物が沸きあがってきた。

『お・に・い・ちゃ～ん？？？』

兄「あ？なんだ？」

ﾌﾞﾁｯ
『何考えてんのよ！？ダジャレ動物園！？ふざけてるでしょ！？何たってこんな所((兄「うっせーなー」はぁ？』

兄「ま、簡単に説明するとこの動物園友達に紹介されたんだよ((『へー友達なんていらっしゃったんですかぁ』うっせーな！最後まで聞け！で、まぁダジャレ動物園って面白そうだな～って思った訳で((『一人でくればいいじゃん』だから最後まで聞けって！そんで来ようと思ったんだが俺の財布空でさ～？ちょ～ど良い所にお前が居たんでなっ？ゲームなんて目に悪いからここは兄として妹の為に一肌脱いでやろうかと…そしたらお前は目、悪くなんねぇしな・に・よ・り！俺の財布の問題もかいけｔっｸﾞﾎｯ…」

『何！？何でこの私がこんなお兄ちゃんの為にお金なんて使わなきゃいけないの！？』

まっさかお兄ちゃんがこんな事考えてたとは…迂闊だったわ。まあ元から外道なのは知ってたけど…ここまでとは…
私は実の兄に飛び蹴りをくらわせてやった。うん！我ながらcleanHit☆

兄「あぁぁ…腹が…でも…A…お前俺の誕生日なんも祝ってくれなかったよなぁ？ﾆﾔｯ」

まさかコイツ…

兄「そん時の分チャラにしてやっから今回は払ってくれよ？な？」

くそだ…
でもダジャレ動物園…変なAだけど、どうせAで興味ひかせて儲けたいだけだろうし…
可愛い動物見れるならいっか…

『いいよ…今回だからね！？』

兄「えっマジ！？よっしゃー！」

何なんだこの情けない兄は…
とうとう自分の兄が情けなく見えて来たはAであった。