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12話 悪口 ページ14

シナ「フフッ それじゃあ着いてきて」


零「はい!行こ!姉さ、いや兄さん!」


幸「えー。私も...?」


くそっ。せっかく部屋でごろごろ出来ると思ったのに。まぁ、零一人で行かせたら危ない目に逢うかもだし、しゃーねー着いてくか。


零「駄目だよ!住まわせてもらってるんだから働かないと!でも手の負担になるようなことはしないようにね」


幸「うん。」


なんだ。心配してくれてるのか?嬉しいな。



シナ「ここが食堂よ。おばちゃんに話は通してあるから、それじゃあ私は戻るわね。」


零「お仕事頑張って下さい」


シナ「ありがとう。零君達も頑張ってね。」


幸「ペコッ」


おばちゃん「あぁ、貴方達が幸君、零君?」


幸「そうだが...私達のことを天女と言わないんだな。初対面の奴は大抵天女呼びなのに。」


おばちゃん「貴方達の話はシナ先生から聞いてたのよ。それでとても天女だなんて思えなくてね。駄目だったかしら?」


幸「いや、名前で呼んで貰えた方が有難い。」


零「えっと、僕達は何をすれば?」


おばちゃん「あー、そうだったわね!それじゃあ、零君は私と一緒に料理を作ってもらうわ。幸君は注文をとってくれるかしら。」


幸/零「はい/!」


あ〜。零の手料理か...よし。本当は外で薪割りしてたかっだけど、注文とり頑張るか。


そんなことを思っている内に、廊下から数人のバタバタ走ってくる足音が聞こえた。騒がしな〜。


?「うわ!天女だ!」


おいこら、うわ!とはなんだ。うわ!とは。普通に傷ついたよ。もー、何かやる気無くした。


幸「注文はなんだですか。」


?「おい、なんだ。その喋り方。」


?「あきらかにやる気ねーな。」


?「ジー」


君達のせいでやる気なくなったんだけどね。そして青い忍び束を着て私の悪口を言っている子達を見つめる。


?「おい、天女!なに見てんだよ!きっも!」


幸「別にー(やっぱ零の方が10000倍可愛い)」


?「なんだよ。何かむかつくな...」


幸「てか、お前達名前は?」


?「俺は池田三郎次だ!」


?「能勢久作だ」


?「川西左近...」


?「ジー(綺麗だな...)」


池「おい!四郎兵衛!なにぼーっとしてるんだ」


?「えっ、あ!僕は時友四郎兵衛です」


池田、能勢、川西に時友か。最初の3人はともかく最後の、時友か。こいつは可愛いな。


幸「時友。AランチとBランチどっちがいい?どっちも食べるか?」


時「えっと、Aランチで!」


幸「了解です。」

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ユキナ - とてもおもしろかったです!更新待ってます( *・ω・)ノ (2019年5月19日 8時) (レス) id: 2f84e3a301 (このIDを非表示/違反報告)
小豆もち - はじめまして!返信遅れてすまいすみません!名前変更はしてないんです。申し訳ありません!! (2018年11月11日 21時) (レス) id: 2932db30f1 (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - はじめまして!名前変更可能ですか? (2018年10月18日 0時) (レス) id: 9ff0393da1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小豆もち | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月24日 18時

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