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殺戮が２回 ページ4
帰り道にて〜ヒソナside〜
ヒソ「あれ？」
下駄箱に辿り着いたが、イルはいなかった。
ヒソ「もしかして、本当に帰っちゃった？」
イルの下駄箱を見るが、そこに靴は無く…
ヒソ「一人で帰るか…本当、イルはつれないなぁ」
虚しく独り言を呟きながら、靴を履き
校門を通り抜けようとした時………
イル「遅いんだけど？」
怒気を孕んだ声が聞こえ、振り向くと
“ 般若”がいた。
ヒソ「待ってたの？」
イル「悪い？」
イルは下に視線を逸らし、
俗に言う《上目遣い》
で、こちらを見つめてくる
ヒソ「(可愛い所あるんだね！)」
心の中で思ったつもりだったが
イル「は、殺すよ？もういい知らない。」
聞こえていたらしく、かなりお怒りになり
早歩きで行ってしまった。
ヒソ「ツンデレだなぁＷ」
微笑ましく思え、イルに駆け寄ろうとした…
ーその刹那ー
私が見たのは
イルに向かう狂った《通り魔》
手には“ ナイフ”ー。
イル「！！？」
グチャ…
イルが刺されるのが
まるで、スローモーションのように
ゆっくりとして見えた。
その光景に気をとられている隙に…
私の意識は途切れたー。
ラッキーキャラ
海軍の《コビー様》です。
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2017年12月19日 22時
