殺戮が１１回 ページ13
？にて〜ヒソナside〜
ロシナンテと別れた後、
再び海岸へと歩みを進め…
今、目の前には広大な海が広がっている。
イル「島から出たい、船無い……
どうするの？」
ヒソ「え、能力使えばいいんじゃないの？」
私は海の中へと足を進めて行く。
イル「そう云うことか、じゃあ
私は“ 飛んでくね ”」
イルは、カゼカゼの実の能力を使い
自らに風を纏い飛んで行った、
ヒソ「早く行かないと見失っちゃうな…」
私も自らを海水にして泳いで行く…
ー数時間後ー
イル「ヒソナ、島が見えたよ。」
ヒソ「本当かい！！」
頭上からイルの声が聞こえ、姿を元に戻す。
ヒソ「ここは？」
イル「知らない……でも…あれは、確か。」
一つの船を見つめ考え込むイル、
私も見てみるが、海賊船であるという事が
かろうじて分かる位だった。
イル「面倒な事にならないといいけど…」
ヒソ「どういう事だい？」
状況を理解出来ていない私は、
あたふたする事しかできなかった
イルは私を横目で流し見た後、
島の中へ歩いて行った。
ー数分後ー
イル「お腹空いた」
先を歩いていたイルがポツリと呟いた、
ヒソ「ここは、どう？」
通り過ぎようとしていた酒場を指差す。
イル「ヒソナが奢ってね？」
有無を言わさず店へ入っていくイル
ヒソ「全く、イルは…もぅ、はぁ……」
ため息をつきながら店の扉に手をかけた。
？「アイツら、面白れーなＷ」
ラッキーキャラ
海軍の《コビー様》です。
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作者名：林檎飴 | 作成日時：2017年12月19日 22時
