魔人さん【文スト】

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「其れで、貴女は何故此処に居たのですか」



「………… あ！そうだ」
私はそう云ってポケットからボールペンを取り出した



「…」



「此れ､貴方のですよね…？前会った時に何かの手違いで私のポケットに入っていたみたいで……
其れで今日たまたま貴方を街で見かけたので、返そうと思いまして」




「…そうですか」

彼は突然下を向いた
何か変なことを云ってしまったのだろうか



「……？ すみません､やっぱり大切な物でしたよn
「ふ、」

「え、？」



覗き込むように彼の顔を見る
綺麗な唇が薄く弧を描いていた


「(笑ってる……？)」







「変な人ですね､貴女」




「えっっ私何か変なこと言いました？！」




「いえ。あとその筆記具は盗聴器です」




「………え。盗聴器？！？！？！？？！な、なんで…盗聴器なんていつ！」




「ハハハーハハ！その驚いた顔！最高！」

声のした方を見ると、先程のマジシャンらしき人がいた



「？！さっきの……！ いつの間に……
というか貴方達は一体…………」









「ねえねえドス君、この子どうする？何も知らないみたいだよ」



「…そうですね、どうしましょうか」









「…………あの…？」



どうしよう もしかして私 とんでもない人を追いかけてきてしまったのでは……


ふと足元に違和感を感じ、見てみると足枷がついていた

血の気が引いていくのが分かった




「(……これ拙いやつだ)」







．




．









「……………あの」




私は覚悟を決めた









．





．


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短くて申し訳ないです；；；；
課題と戦ってます…()

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