卒業します2 ページ11
オッパは3年生で私は2年生
大学受験を控えているオッパはサッカー部を引退していた
私は合唱部で午後の部活があるからオッパより遅く家に着く
そして今日も
KS「A、今日のあの声なんなの。すごく外れてたんだけど。隣で歌ってる僕の身にもなってよ」
「やー!ギョンスうるさいぞ!だいたい別パートのギョンスが隣にいるから外しちゃったんだもん」
KS「それだけ僕が上手いの。」
部活がある日はギョンスがうちまで送ってくれる
ギョンスは高校に入ったすぐの席がお隣さんで
はじめは“無”って感じだったけど
一応あいさつしないといけないと思って
「私、ナム・A。よろしくねギョンス君?」
って言ったんだ
そしたら急にバッてこっち向いて
KS「こちらこそよろしく。Aさん」
ふふっ
あの時のギョンスの顔面白かったな
びっくりしたみたいで目がまん丸で
顔も赤くて
可愛いな〜って思った
けど実際は「A遅い」とか「バカ」とか「チビ」
って言ってくるんだよ!?
でもさ、なんだかんだいって私の話聞いてくれて
今日だって
KS「Aまだヒョンに告白してないの?
僕応援してるのに」って
もうギョンス最高
私の親友!!
KS「ねぇ、あれヒョンだよね?
隣の女の人誰?」
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作者名:しず | 作成日時:2016年11月28日 17時